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2024年ロンドン旅行(8日目)

2024年11月24日 | 2024年ロンドン旅行

この日は事実上の最終日、天気は晴れ、朝ホテルをチェックアウトし、ロンドンで観光して、夕方にヒースロー空港隣接のホテルに移動して明日の早朝便に備える予定

朝、いつものようにホテルで朝食をとり、チェックアウト、荷物をクロークで預かってもらい身軽になり観光にでかけた

この日はシティを散策した、先ずホテルから見て一番手前にあるセント・ポール大聖堂に行ってみた、まだ来たことがなかった

セント・ポール大聖堂が最初にできたのは607年、その後何度も火災や焼き討ちにあい、現在の建物は1710年に再設計されたもの

この聖堂は、王族とのつながりというより、市民の祈りの場として、大戦でのイギリスの勝利を祝う場、また偉人や著名人が埋葬される場として使われ続けてきた、画家のターナー、彫刻家のヘンリー・ムーアも埋葬されている

入場料を払うと、日本語対応したヘッドホン付きガイド機器が借りれる、中に入るとその空間の広さ、天井の高さ、豪華さに圧倒された

昨日のカンタベリー大聖堂よりもインパクトがあったと感じたが嫁さんはそうでもないと言う、写真撮影は一定の時間を除きOK、中はそんなに混んでいなかった、30分くらい滞在してシティ中心部に向かった

次に現在ロンドンで一番高い展望台Horizon22を目指す、ここは昨年オープンしたばかり、観光ガイドブックにはまだ展望台としてWalkie Talkieのスカイ・ガーデンが出ているが、そこよりはるかに高い


(スマホのパノラマで撮影、正面の高いビルの最上階にHrizon22がある)

入場料は無料だが事前に予約する必要があり、朝10時の予約を取った、専用のエレベーターで一気に展望台に上がる


(Walkie Talkieが見える、その先には三角のシャードが見える)

展望台は広く180度以上見える、ロンドンの中心部は全てカバーしているので壮観だ


(パノラマ撮影したが大きなサイズで貼り付ける知識がなく横長の写真となった)

天気が良かったので朝日を浴びて左半分が逆光になり、写真を撮ってもうまくいかなかったのが残念だった、しかし嫁さんはそれも良いという

そのあと、近くのレドンホールマーケットに行ってみた、ここは14世紀にさかのぼる歴史があり、ビクトリア様式の建築やガラスと鉄細工でできたアーケード、石畳の通りが一際目をひく景観でさまざまな映画のワンシーンでも採用されてきた、有名なのはハリーポッターだそうだ

行ってみると、ガイドブックやネットで事前に見ていた写真と実際のイメージはかなり違うと感じた、11時ちょっと前でまだオープンしてない店があり人も少ないからかもしれないが、かなりアーケードや建物などがくたびれた感じがした

そのあとは地下鉄バンク駅のすぐ前、王立取引所に行く、ここは旧証券取引所の建物だが現在は高級ブティックや飲食店が入るショッピングセンターのロイヤル・エクスチェンジとなっている

中に入ると先ず目に入るのが大ホールの真ん中にあるフォートナム&メイソンのカフェ・レストランだ

そのフォートナム&メイソンの周りを店舗やレストランなどが取り囲んでいる、ただ、レストランのメニューを見るとそんなに高くはない

我々は内部を見て、写真を撮るだけにした

さて、ここで昼時になり、ランチをどこで取ろうかと思ったが、ビジネス街よりも午後に行こうと思っていたナショナル・ギャラリー近くの繁華街のほうが良いと思い、チャリングクロス駅に向かうバスに乗った

これが失敗だった、道が大渋滞しており、30分くらいかかった、地下鉄なら5分くらいだろう

もう1時過ぎていたと思うが、バス停から少し歩いたところにパブが見えた、ガラス越しに中をのぞくとそんなに混んでいないので、そこに入った

食事は2階だと言われ、行ってみると客はほとんどいない、広い席に腰かけ、せっかくなのでビールとフィッシュ&チップスをたのんだ

あとから客がけっこう入ってきたのでいいタイミングだった

さて、午後は1か所だけしか行けないと思い、まだ観たい絵が全部観れてないナショナル・ギャラリーに行くことにした


(先日亡くなった高階秀爾氏の本で取り上げていたファン・アイクの絵も再確認できた)

行ってみるとまた行列、先日来た時の行列より長いが並ぶと10分くらいで入れた

事前に調べた観たい絵をリストアップした紙を持ちながら歩き回ったが全部は観れなかった、中が広すぎることと場所が分散していること、疲れていることなど

ナショナル・ギャラリーを終わるともう3時ころだった、ホテルに戻り、荷物を受け取り、ヒースローまでのタクシーをたのむ

私は電車で行きたかったが、嫁さんが到着した日に、帰りはもう重いトランクを持ちながらの電車は無理だ、と言うのでタクシーにしたがこれは失敗だった、夕方の道が渋滞しており、時間と金が想定外にかかった

ヒースロー空港のホテルに到着し、チェックイン

このホテルは空港第4ターミナルに隣接しており、帰国便は第3ターミナルなので、第4ターミナルへの接続、そこから第3ターミナルに移動する方法をホテルで聞き、実際に第4ターミナルまで行って確認した

第4ターミナルにあった日本では見ないカフェ、Caffe Neroでコーヒーとパンを買い簡単な夕食にした、ロンドンではけっこう見た店だ(英国の会社だそうだ)

夜は明日の準備をして早めに就寝した、明日の帰国便は8時半頃出発、朝6時からJALのチェックインカウンターがオープンするとのメール連絡が来た

何とか大きなトラブルもなく、ここまで来れて一安心、明日は第3ターミナルに移動しJALのカウンターでチェックインできればもう大丈夫だ

(続く)



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