ホーム開幕戦。
新潟のホームは、「東北電力ビッグスワンスタジアム」。
「東北電力」という冠名がつく。
大震災に遭ったので、今後もその命名権料を出してくれるようになるか、ちょっとした危惧がある。
まず、それはおいておこう。
今日は、去年までの駐車場が工事中となったせいで、駐車場が大混雑だった。
やっとの思いで車を止め、スタジアムまで歩いて行った。
Sスタンドの階段を登ると、正面に、今年入団したGKの渡辺泰広選手が立って、募金を呼び掛けていた。
財布からお金を出し、「渡辺選手、がんばってください。」と言いながら、募金をした。
試合前には、サポータースタンドのNスタンドに、コレオグラフィが見られた。
「チカラをひとつに」である。
「チカラをひとつに」…この気持ちを持てるといいなあと心から思う。
アウェースタンドのジュビロ磐田のサポーターからも、「私達の思いを届けよう 静岡のチカラを」という静岡県の地図(サインも入っているようだ)入りの大弾幕も掲げられた。
試合の始まりに際し、黙とうの時間が設けられた。
選手たちはグラウンドの中央で、スタンドの観客は全員起立して…。
黙とうをしていたら、何か複雑な感情が湧いてきた。
なぜか涙がぼろぼろこぼれて来た。
黙とう終了とともに、タオルマフラーで涙をふいた。
複雑な感情…これを言葉で表わすのは難しい。
ごく普通の、サッカーがある日常が、今年も帰って来た。
でも、ここに来るまでに、あまりにも大きな出来事がありすぎた。
そして、その出来事は、今も続いている…。
そのことが、自分の心に様々な感情を呼び起こす。
試合は、ホームの新潟が、ボールを支配する。
試合開始後5分くらいで、チョ・ヨンチョル選手が、ペナルティエリアで倒され、PKを得た。
それを、蹴りたがったミシェウ選手を抑えて、自ら先制のゴール!
その後もボールを支配するも、決めきれないまま、1-0で前半終了。
後半は、前半よりも動きが鈍ってきた新潟に、慣れた磐田の選手たちが攻勢に出た。
やがて、途中出場したジウシーニョ選手にヘッドを決められ、同点に。
その後、中心選手のミシェウ選手たちを引っ込めて、若い木暮選手や川又選手を入れた黒崎采配に、ビックリ!
試合終了近くの川又選手のヘディングが、元日本代表GK川口選手の好セーブにとめられ、惜しくもホーム初戦は引き分けに終わった。
去年までのような、サッカーのある試合に一喜一憂できる日常が、日本に帰って来たとは思う。
ただ、それが「よかった、よかった」だけで終わる気持ちではないのも事実。
サッカーの試合を見せてもらい、勇気や元気をいただくけれども、それが「チカラをひとつに」することにつなげていきたいと思うのだ。
新潟のホームは、「東北電力ビッグスワンスタジアム」。
「東北電力」という冠名がつく。
大震災に遭ったので、今後もその命名権料を出してくれるようになるか、ちょっとした危惧がある。
まず、それはおいておこう。
今日は、去年までの駐車場が工事中となったせいで、駐車場が大混雑だった。
やっとの思いで車を止め、スタジアムまで歩いて行った。
Sスタンドの階段を登ると、正面に、今年入団したGKの渡辺泰広選手が立って、募金を呼び掛けていた。
財布からお金を出し、「渡辺選手、がんばってください。」と言いながら、募金をした。
試合前には、サポータースタンドのNスタンドに、コレオグラフィが見られた。
「チカラをひとつに」である。
「チカラをひとつに」…この気持ちを持てるといいなあと心から思う。
アウェースタンドのジュビロ磐田のサポーターからも、「私達の思いを届けよう 静岡のチカラを」という静岡県の地図(サインも入っているようだ)入りの大弾幕も掲げられた。
試合の始まりに際し、黙とうの時間が設けられた。
選手たちはグラウンドの中央で、スタンドの観客は全員起立して…。
黙とうをしていたら、何か複雑な感情が湧いてきた。
なぜか涙がぼろぼろこぼれて来た。
黙とう終了とともに、タオルマフラーで涙をふいた。
複雑な感情…これを言葉で表わすのは難しい。
ごく普通の、サッカーがある日常が、今年も帰って来た。
でも、ここに来るまでに、あまりにも大きな出来事がありすぎた。
そして、その出来事は、今も続いている…。
そのことが、自分の心に様々な感情を呼び起こす。
試合は、ホームの新潟が、ボールを支配する。
試合開始後5分くらいで、チョ・ヨンチョル選手が、ペナルティエリアで倒され、PKを得た。
それを、蹴りたがったミシェウ選手を抑えて、自ら先制のゴール!
その後もボールを支配するも、決めきれないまま、1-0で前半終了。
後半は、前半よりも動きが鈍ってきた新潟に、慣れた磐田の選手たちが攻勢に出た。
やがて、途中出場したジウシーニョ選手にヘッドを決められ、同点に。
その後、中心選手のミシェウ選手たちを引っ込めて、若い木暮選手や川又選手を入れた黒崎采配に、ビックリ!
試合終了近くの川又選手のヘディングが、元日本代表GK川口選手の好セーブにとめられ、惜しくもホーム初戦は引き分けに終わった。
去年までのような、サッカーのある試合に一喜一憂できる日常が、日本に帰って来たとは思う。
ただ、それが「よかった、よかった」だけで終わる気持ちではないのも事実。
サッカーの試合を見せてもらい、勇気や元気をいただくけれども、それが「チカラをひとつに」することにつなげていきたいと思うのだ。