知らないうちに、というか興味関心がわかなかったから、Jリーグアウォーズが終わっていた。
去年なら、三戸舜介選手が、ベストヤングプレーヤー賞に選ばれて、半ズボン姿で登場したのだったなあ。
今年は、チームとしては最終戦まで残留争いに巻き込まれたりしたし、傑出した数字を残した選手もいないから、ベストイレブンにも何らかの賞にも、誰も選ばれないな、と予想できた。
だから、全く関心なし。
でもね、なんでもいいからアルビレックス新潟が改めてすごかったと思わせてくれるのないかなあ…なんて思っていたら、今日1つ記事を見つけたよ。
「FOOTBALL CHANNEL」というサッカーサイトで、「最も集客した試合は?J1観客数ランキング1~10位 … 圧巻のトップは」という特集記事をやっていた。
なんと、このトップが、7月に国立競技場で行われた「FC東京対アルビレックス新潟」の試合であった。
この試合は、五輪前で、FC東京で中心選手の松木玖生が海外に行くためのラストゲームだったから、57,885人が集まった。
でも、対戦相手が新潟だったから客が入ったというのもあると思うのだな。
新潟にしてみると、0-2で負けて、つまらん試合であったのだが。
そんなつまらん試合であっても、国立競技場であれば人がたくさん入るのは当然。
2位も、9月の国立での「FC東京対名古屋グランパス」で、55,896人が入ったという。
東京は、国立で試合をすると勝てるらしく、この試合も4点を入れて名古屋を下し、国立では通算9戦8勝1分けと不敗神話を作っているのだそうだ。
そんなことはおいといて、国立でなくても5万人を超える試合がある。
それは、観客数3位になった試合。
先日の最終節の「浦和レッズ対アルビレックス新潟」の試合。
55,184人も入っていた。
まあ、この試合は興梠・宇賀神ラストゲームだったから人が集まったのだろうけれど、新潟のサポーターたちも限界まで入ったのだから、かなり寄与しているのだろう、と思うよ。
でも、今年のJリーグの試合で最も多くの観客を動員したのは、これ。
YBCルヴァンカップ 決勝。「名古屋グランパス対アルビレックス新潟」の試合。
雨だったのに、Jリーグカップ最多入場者数記録を更新する62,517人が観戦。
これは、やっぱりアルビレックス新潟のサポーターが大挙して国立競技場に向かったからだよなあ。
だけど、残念ながらこの試合は延長戦の末、PK戦で敗れたのだった。
同じようにカップ戦の天皇杯決勝も国立で行われたが、「ガンバ大阪対ヴィッセル神戸」の試合の観客は56,824人と、ルバン杯決勝の試合に及ばないのだ。
それを知って見てみると、こうやって、リーグ戦の観客数1位と3位の試合に関わり、Jリーグルヴァン杯でも最多入場者の試合を記録したのだから、いざアルビレックス新潟がからむと、入場者数がすごくなるってことだよね。
ところで、新潟がホームのデンカビッグスワンスタジアムで、今季最多入場者数を記録したのは、6月の「川崎フロンターレ」との一戦。
今季唯一の3万人越えとなる 33,885人だった。
この試合は、後半アディショナルタイム90分+7分に鈴木孝司のゴールで勝った、と思ったら、90分+11分に同点ゴールを決められ手ドローとなった悔しい試合だった。
こうしてみると、アウエイゲームの営業に協力してしまっているような結果だなあ。
今季、リーグ戦はホームゲーム19試合で4勝しかできなかったから、仕方がないかも。
もっとホームで勝てれば、きっとホーム戦の観客も増えたことだろう。
そんなことも考えた。
こんなふうに、今季は観客数の多い試合にからんでいたアルビレックス新潟。
それは、ちょっとだけ誇りにしよう。
そこにもう少し勝てるよう、来季の奮起を望みたいな。
Visca Albirex !!!