今日は、野球で、勝ってよかったなあ、という話題2つ。
1つは、新潟県高校野球大会のこと。
決勝戦は、甲子園常連校の中越高校と、初出場をねらう東京学館新潟高校の私立勢の対戦。
試合は、中越が前半で4-0とリードしたところで、勝負あった、と思った。
この展開だと甲子園への行き方を知っている中越髙の一方的な展開になると思った。
ところが、東京学館はよく粘った。
中盤、3点を挙げて、食い下がる。
4-3、1点差の接戦となった。
そこから、さらに両校が1点ずつ加え、中越が5-4とリードして9回裏を迎えた。
最終回の東京学館は、二死をとられたものの、二死2塁から同点打が生まれた。
さらに四球を挟んでの二死1,2塁からセンター前へのタイムリーヒットで、逆転サヨナラ勝ちを果たした。
これで、東京学館初優勝、初の甲子園出場を決めた。
ここ10年余り、新潟県では日本文理と中越のどちらかが甲子園に行っていたのだから、東京学館は、そこに風穴を開けた格好だ。
しかも、東京学館は、準々決勝で日本文理を、決勝で中越を、それぞれ1点差で下して勝ち上がったのだから、文句なし、見事だと言える。
その粘りと打力を甲子園でも十分に発揮してほしい、そう期待する。
もう1つは、阪神の勝利のこと。
今日の阪神―巨人戦は、元阪神の選手、横田慎太郎氏の追悼試合だった。
先日、脳腫瘍で若くして亡くなった彼。
引退試合での、あの「奇跡のバックホーム」の映像は何度見ても泣ける。
もっと野球をしたかった彼。
もっと生きたかった彼。
そんな彼の追悼のために行う試合だからこそ、阪神に勝ってほしかった。
試合は、中盤に逆転されたが、主砲大山の2ランホームランで再逆転。
4-2で阪神が勝利したのだった。
亡くなった横田氏に捧げる勝利となった。
本当によかった。
昼間の東京学館、夜の阪神、勝利おめでとうございます!