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50歳の新米パパ

『健常者のための家と生活システム』という前提

さて、両親が同時に倒れた話の続き

父は入院してリハビリ後、自宅に戻ってきました
母は、入院してリハビリ中。思っていたより回復しているようです

それでも、以前のような生活には、きっと戻れないでしょう


父は、母入院中のため現在ひとり暮らし
トイレや、お風呂は自力でなんとかできるのですが、
風呂掃除や料理、掃除など腰をかがめたり、長時間立っているのキツイようです
運転免許を返上するので(ケガの前からそのつもりだったようです)
ケガが100%治っても、買い物や通院も自由にできなくなります
介護保険でカバーしてもらえるサービスと、私の補助でなんとか生活する予定

母が退院して自宅に戻っても、老々介護になるので、
こちらも、介護保険ですね


ところで、あらためて両親の住む私の実家をみてみると
『健常者が維持することを前提とした家』
そして、生活システム
なんだなと

家のバリアフリーは言うまでも無く
買い物には車が必須
主力の暖房はストーブ(給油が必要)
ご飯はガス窯→保温のみのジャー(これが一番おいしいらしい)
コメの保存は納屋(農家なもので)
雪の降る地域なのですが、屋根の雪おろしは人力
(自然落下にしておけば、よかったのに)


先祖代々の土地に父の代に建て直した自慢の家なのですが
父母ともこんな状態になってしまうと、すべてが裏目というか
自分で全部やること前提の家と生活システム・・・・
まさか、子供が帰って来ず、自分もこんなことになるなんて
思ってもいなかったのでしょう

それでも、自分の家が一番
長年やってきた生活も変えられず・・・・

これまでの生活を何一つ変えずに継続することが
きっと両親の希望なのだとわかっているのですが
それを支えるのも、なかなか大変・・・・
どこかで、あきらめてくれないかなと・・・

きっと、どの家もそんなものだろうと思うのですが・・・
私の自宅と生活もそんなものでしょうけどね


でも、自分の家を建てる、買う時
自分または妻、あるいは両方が健常者でなくなることなんて
想像していないですよね

『健常者のための家と生活システム』という前提

今回、そんなことを改めて考えたりしています
だからといって、どうすることもできないんですけどね



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