王者ユーヴェ、再びパルマを相手に白星発進

２５日に行われたセリエＡ第１節、ユヴェントス対パルマの一戦は、２－０でホームのユヴェントスが勝利を収めた。

ブッフォンとルシオが負傷欠場のユーヴェは、ストラーリと若手マッローネが代役で先発。EURO2012決勝で負傷したキエッリーニもベンチスタートとなった。左サイドに新加入アサモアが入り、前線では復帰したジョヴィンコがヴチニッチとコンビを組んだ。

イタリア・スーパーカップを制しているユーヴェだが、開幕戦ということもあって、思うようなプレーを見せられない。ポゼッションこそ上回るが、パスミスが多く、前線ではアイディアを欠いた。ビアビアニーを中心とするパルマのカウンターにヒヤリとさせられる場面も見られる。

チャンスらしいチャンスがないまま迎えた３４分、ユヴェントスに絶好機が訪れる。クロスのこぼれ球に反応したリヒトシュタイナーが、GKミランテに倒されてPKを獲得した。リヒトシュタイナーは明らかにオフサイドだったが、主審の判定は変わらない。だが、ビダルの甘いPKがミランテに阻まれ、ユーヴェは先制の好機を逸した。

スコアレスで前半を終えたユーヴェは、後半に入ってペースアップ。５３分にはビダルのスルーパスからヴチニッチがチャンスを迎えるが、シュートはミランテに阻まれる。直後にはマルキージオのボレーがパルマ守備陣を脅かすなど、ユーヴェが圧力を強めていく。

すると５５分、ついに均衡が破れる。左サイドを突破したアサモアのグラウンダーのクロスに、逆サイドから中央へ飛び込んできたリヒトシュタイナーが合わせてネットを揺らした。ユーヴェは昨季のセリエＡ初戦もパルマと対戦し、リヒトシュタイナーが先制点を挙げている。

試合を動かしたユヴェントスは、その３分後に追加点を奪う。ピルロがグラウンダーのFKで直接ゴールを狙うと、これはミランテにぎりぎりのところでキャッチされたと思われたが、新たに導入されたゴールライン上の副審はラインを割ったと認定。ユーヴェが一気にリードを広げた。

パルマのドナドーニ監督は直後、２枚のカードを同時に切って反撃に転じる。だが、カウンターやユーヴェのミスから何度かチャンスを迎えるものの、ゴールを奪うことができない。

結局、ユヴェントスはそのまま逃げ切って勝利。終盤にジョヴィンコが負傷交代したことは気がかりだが、昨季同様に初戦でパルマにホームで勝ち点３を手にしている。



グダグダでも勝てば良いんです！！！

ジョビンコの怪我が気になる…

ピルロの髭にビックリ♪