『待つわ』-⑬
あらすじ:満月の夜、リラの木陰で彼と接吻を交わして家に帰ると、母さんとお隣のキングさんがコーヒーを飲んでいた。母親に問い詰められてジーンは答える。
⑬ジーンは、「二人でサム店に寄ってソーダを飲んだわ。何人かの仲間もいたわ」 と口を濁した。踵(きびす)を返してこの部屋から逃げ出せればいいんだが・・・
「あのね、私、今夜、彼氏が誘いに来たのを見ましたわよ、」と またキングさんがジーンの母親に話していた。「彼って本当に素敵な子だと思いましたわ。でも、問題は あなたが彼を信じられるかよ。いつも言うんですけどね、デニスさん、トミーが生まれたとき、私、女の子なら良かったのにって思いましたの。でも、お蔭さまで、今では 心配ごとが無くって 安心ですわ。ね、お分かりでしょ!」(続く)
原文1-⑬ "We stopped at Sam's for a soda. Some of the kids were there," she answered vaguely. If she could only turn and run from this roomー
I saw Jean's fellow call for her tonight, you know," Mrs. King was talking to Jean's mother again. "I thought he was really a cute boy. Only thing is, can you trust him? I often say, Mrs. Dennis, when my Tommy was born, I wished he was a girl, but now I thank God I don't have no worries ーwell you know!"
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