とってもギャルな高校生
エピソード=平成時代の高校生
爽やかな初夏の風が廊下を吹き抜けている
一年生の女子生徒が二人 椅子に跨って涼んでいる。
背もたれに頬づえして 急に声を掛けてきた。
「せんせい、玉三郎って知ってる?」
「それって、歌舞伎のこと?」
「そうじゃなくって、パチンコの玉三郎」
「ああ知っているよ。パチンコはしたことないけど」
「せんせいって玉三郎の看板の人にそっくり。カワイイ!」
「ほっ、まさか。それって、褒めてくれているの?」
「そーで~す。丸くて、かわいいモンッ‼」
「それは ありがとう。あんたたちも、とっても可愛いよ」
翔んでる、いや、乗ってる平成ギャルのお嬢さん‼
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