高句麗好太王碑文について

遠い旅１１　高句麗好太王碑

執念がもたらした宝物 ～ 高句麗広開土王碑　水谷悌二郎氏旧蔵原石拓本 ～

[2005年（平成17年）6月23日に酒匂本以前に作成された墨本が中国で発見され、その内容は酒匂本と同一であるとされた
さらに2006年（平成18年）4月には中国社会科学院の徐建新により1881年（明治14年）に作成された現存最古の拓本と酒匂本とが完全に一致していることが発表され　これにより改竄・捏造説は完全に否定され、その成果は『好太王碑拓本の研究』（東京堂出版）として発表された]

この時点で　高句麗広開土王碑捏造説は完全に否定されたわけだが
未だに　世間様の中には捏造説を信じてる人々もいる

戦後の歴史観は　戦前の日本の全否定から始まった
GHQにとっても　左派の台頭は日本統治に都合がよかった
日本の軍事再復興は政治的にも連合国の不安解消のためにも否定されるべきものだった

自分の世代は　漠然とした疑問を持ちながらも　偏った教育を受けてきたように思う

現代はネットによって　真贋取り混ぜて情報を得ることが出来る
一般庶民でも　事実を探索出来るようになった
ありがたい事である

このyoutube動画はかの国を　ちと　茶化しすぎで　右派的偏見がかいま見えるが
中国の史書や「三国史記」や「高句麗広開土王碑」についての記述はそのとおりだ

孤立した朝鮮史

希望や願望によって　事実を恣意的に捻じ曲げてはいけないと思う
仮説と実証　物理的年代測定技術や分子生物学の進歩によって　
大勢の批判と大勢の追試実験によって事実が解明されつつある



改訂版のISOGGの系統樹を見ると
日本の倭種が南部朝鮮半島に渡り　その地で変異を起こしたのが読み取れる
揚子江下流域から三々五々と移民してきた倭種は日本列島で弥生人の一分派となり
後　南朝鮮へ渡った　と言うことだ

今日は休日　雨
梅雨だから当たり前か
ゆっくり休もう