10月後半というのに残暑のような日が続いていたと思ったら 週明け北風強く
寒い朝を迎えました
葉山のダイビングは 南西の風には弱く 時化でボートが出なかったりしますが
北風でも太陽が出るなら ポカポカ陽気になるかもと
期待に胸を膨らませ この秋初めてのドライスーツで挑むことにしました
最初に案内してもらったのは 葉山では少ないイソギンチャクに ちっちゃいミツボシクロスズメダイの大群 !?
10月初めに 同じイソギンチャクを撮影していたのを思い出しましたが 2~3匹いて
うわ~~~~~珍しい と 何とか2匹でも画角に収めようと撮影していましたが
2週間ほどで ミツボシ達の大爆発・・・・・・
ちっちゃくて とても可愛いし~~~~~
ビックリなシーンに いきなり出逢いました
TOPのカオの どアップ画像は 小さめのミノカサゴ
この子は ミツボシ達をいかにして 沢山撮るか 試行錯誤しているときに
時々視界に入ってきて 邪魔をしてくる白いサカナ
そんなに撮って欲しいなら と カメラを向けて 2~3ショットシャッターを切りました
どんどん接近してきます
ちなみに顔は マスクをしてフードをかぶり 口にはレギュレーターをくわえているため 露出している面積は少なく
背ビレに毒を持つ このサカナに 攻撃される危険性は無いといつも感じていて カメラを向けると防御にもなりますね
後で ガイドのマサミちゃんから ずっと私の頭にくっついているミノカサゴの動画を見せてもらい
更にビックリ!!!!!
排気の泡が気に入っているようで 視界に入っていないときでも ずっと寄り添っていました
でも 動画を見ていると チャーミングな子でした
このエビ 透明で 見えにくい子 岩の穴の入口にいる お掃除屋さんです
クリアクリーナーシュリンプ ややこしい名前で 足が長くてカトンボみたい
ウツボが お掃除をして欲しくて横たわっていますが ウツボにのったと思ったら 落下
落ちる姿が 面白くて笑っちゃいましたが
しばらく見ていると 口元へたどり着き
顎へと移動
口の中を お掃除して欲しいウツボは口を開き エビは どんどん奥の方へと進み見えなくなりました
後で 反対側から 出てきたようで しっかりとお掃除が出来た様子
実は 以前からずっとウツボが大嫌い というか 怖い・・・・・のです
噛みつかれたことも 襲われそうになったこともありませんが 噛みつかれた人の話を聞いてから
とても恐れています
でも このエビのお掃除シーンを撮りたくて しかも カメラで防御しているので 噛みつかれない
先日も このシーンを 1m位離れて撮影し エビが全く分からない失敗写真ばかり なのでリベンジ
なんだか 撮れた気がします
マダコが 卵を護っていました
拡大すると 目も見えています
そこにやって来たのは オキゴンベ かなり大きい成魚
私より前に出て タコの穴にジリジリと接近
追い払いたい気分でしたが 生物に手出しはNG
双方の動きを観察することにして
見守り続けると マダコは 穴の中でじっと構えますが 卵を隠し 吸盤をうまく使って
奥から 貝殻や小石を自分の手前に並べて オキゴンベとの間に壁を作り始めました
やはりタコは賢い と感じましたね
オキゴンベも 執念深いのにビックリ! 静かな静かな 闘争心と護りを見せてもらいました
砂地に30cm位の朽ちた流木がひとつ
クロホシイシモチの ちびちゃん達の隠れ家になっていて
整列したり 押し合ったり たまらなくキュート
黒くて 可愛くない!? いや とっても可愛くて ビックリな子達でした
とても珍しい ツノカサゴ
葉山の海で確認されることは殆ど無くて タオ島にいるときに見つかったと情報を知り
見てみたいと言っていたら 2週間後10月初めに見せてもらい 今回は そこから2週間経っているのに
同じ場所で逢えるという奇跡
ここ何日か 消えてしまったそうですが ・・・・
しかも大小 2匹で 再会できた喜び
海の中は 不思議な生物で 本当に感動の連続
生物たちの生態も 不思議と驚きに満ちあふれています
秋の平日に のんびりとhappy な海の中の ちょっとした出来事の紹介 でした
実はiPhonに送ってもらった動画を載せたかったのですが You Tubeにしないと載せられないし他人が撮ったものなので控えました。
スクリーンショットを本文中に差し込みましたので 笑ってやってください
背鰭は攻撃的ポジションじゃなくてヒラヒラしてる。
横からカメラを覗き込んで、撮影アドバイスしているみたい。「ほな、もっと寄って!」とか、余計なお世話だろうけど。
見て頂けて嬉しいです
以前 八重根のイソギンチャク畑で ミツボシが大爆発していて こんな群れ比ではなかったのですが・・・葉山でこんなシーンを見ると懐かしく思い出します。