１０月のお講さま常会で “丸子副監院さま” の講演会

■定例のお講さまが、そして区長さんの連絡事項等が終わりいよいよ・・・。
　　　
■約４０名の聴衆を前に、いつものやさしい笑顔。自坊の三輪山 平等寺(奈良県桜井市)のご本堂再建にまつわるお話から。日々托鉢修行のお話など ご老師の生きざまをお聞かせいただいた。
　　　
■お話の中で、金子みすゞの「私と小鳥と鈴と」の詩を紹介して下さいました。
　　　
■ここにご紹介しますと・・・

　私と小鳥と鈴と
　
　私が両手をひろげても、
　お空はちっとも飛べないが、
　飛べる小鳥は私のように、
　地面（じべた）を速くは走れない。

　私がからだをゆすっても、
　きれいな音は出ないけど、
　あの鳴る鈴は私のように、
　たくさんな唄は知らないよ。

　鈴と、小鳥と、それから私、
　みんなちがって、みんないい。
　
　金子みすゞ

ご老師は、ご自身でメロディを付けて広めておられる。この講演会を機会に、この詩だけは私の記憶に刻みたいと思いました。