SEとしてプログラミングスキルを磨くことも大切ですが、同時に表現力を鍛えることも忘れてはいけません。SEに求められる表現力とは、具体的にいうと説明力や資料作成能力のことです。説明力とは相手に話の内容を理解させる力のことで、相手に専門スキルがなくても分かりやすくシステムの内容を伝える必要があります。
また、設計書から報告書まで様々な書類を作成するので資料作成能力も必要です。高度なプログラミングスキルを持っていても、表現力が乏しいままでは正当な評価が得られない場合があります。その為、日頃から表現力を鍛えることが大切です。
表現力を向上させるテクニックは大きく分けて2つあります。
1つ目は「曖昧な表現を避ける」です。クライアントから質問された時に確認をせずに「できます」とは答えづらいですよね。
しかし、曖昧な返答は時に相手に誤解を与えるので注意が必要です。あらかじめ質問の内容を想定し確認をとっておくことで、曖昧な表現を避けることが出来ます。
2つ目は「シンプルな文章構成を意識する」です。出来るだけたくさんの情報を伝えたくなりますが、ひとつの文章に複数のテーマが乱立していると要点がぼやけて読みづらい文章になります。まずはテーマをひとつに絞り、文章に一貫性を持たせましょう。
書いているうちに話が脱線してしまう人は、文章のゴールを決めておきます。テーマとゴールを決めておくことで、自身が伝えたい内容を整理することが可能です。（今回参照したリンク：https://se-expression.com/）