入力作業、健康教育で使用するレジメの準備等で1日中パソコンに向かう日々。
背中、肩や首の後ろ、目の周りが凝り固まっている。
「最近、疲れ目?携帯の細かい文字が見難いんです。老眼ですかねぇ~?」
M見ちゃんは、ほんの冗談のつもりで言った。
「老眼は早い人で30歳後半からくるで。」
職場のレントゲン技師の『I田さん』が言う。
「この前、父の老眼鏡をジョークでかけてみたら目眩しましたよ。」
とっさに返事をするM見ちゃん。
「100円ショップで売ってる老眼鏡があるねん。いっぺん試してみぃ。」
「え~!100円ですかぁ?きっと又めまいがすると思いますわ。」
新聞を目の前に置き、100円の老眼鏡をかけてみた。
「え…?文字が大きく、それにハッキリ見える!」
「それは1、0の老眼鏡や。安いしアッチコッチに置きたいから何個も買って持ってるねん。こっちは1、5の老眼鏡や。かけてみぃ!」
「ぅわぁ!こ、これは目眩がします。」
「ほんなら1、0の老眼鏡、1個あげるわ。」
「え~!頂いて、いいんですかぁ?ありがとぅございます♪」
「100円ので、そんなに喜んでもろたら老眼鏡は値打ちモンやなぁ。」
「いやァ…複雑ですわ。老眼なんて…!たまに目が霞むのはパソコンによる疲れ目かと信じて疑わなかったもんですから!」
少し困惑気味のM見ちゃん…
「安心しい!年いくと老眼になるんは自然なんや。老眼になれへんかったら、ちゃんと死なれへんで。」
「そ…、そう言えば、その通りですね。 誕生して成長して、きちんと老化して…M見ちゃんの生体は正常に機能してるって事なんですねぇ!」
「まぁ多少、ショックやと思うけど、1日寝たら治るで。」
プレゼントしてもらった『Rougankyou』
ケースがついて100円なんて安い♪
なんて…
素直に喜べない複雑な心境。
老化を受け入れる心の広さと強さを得るためのトレーニングが必要である。
まさかRougankyouをかけたら鮮明に小さな文字が見えるなんて思ってもみなかったです(*_*)
まだ、さほど必要ないですが、眼鏡が無いと文字が読めなくなったらいくつか買ってアッチコッチに置いとこうとおもってます。
M見ちゃんよりはちょっとだけ遅くからかけはじめました。普段はコンタクトレンズなんやけど、これは近視ようなんで、これの上からかけます。
裸眼のときは仕方なく遠近両用の眼鏡を買いましたわぁーーー。(-_-;)