まるごとムサシ

ムサシ(14歳)とあんず(12歳)の日常です

大切なお守り

2008-11-23 19:15:54 | みー君のこと
みー君の一周忌が近づくにつれ
何かにつけて思い出しウルウルグシュグシュの今日この頃zzz
思い出は色々あるんだけど、これもそのひとつかな。




さて、これは何かというと
「脳幹活性ペンダント・イフ」
というものでして
「脳幹を活性化させて自然治癒力を引き出す」
という効果があるらしい。
(興味がある方はここを見てね)
 


みー君の体調が突然崩れたのは去年の6月のこと。
血液検査の結果「肝臓の数値が思わしくない」
と診断されたんだけど
命に関わるような病気ではないので
薬を飲み続けていれば大丈夫とのことだった。

それでも、体調に波があり
夏の暑さの中でぐったりしてるみー君を見てると
何とかしてあげたい、と思うのが親心。

(今でも見るのが辛い、絶不調時のみー君(T_T))


そんな時にダーリンがネットで見つけたのが
このイフだったのね。

「自然治癒」というのが魅力的だったし
これで元気になって長生きしてくれるなら
安いもんだと思って大枚叩いて購入。




イフを付け始めてからの変化は
毛艶がものすごく良くなったこと。
ピカピカツヤツヤになって毛に元気が出てきたの。
ダーリンと私は、もぉそれだけで大喜びniko

(見違えるようになったのだ!)



結局3ヶ月後には虹の橋へと旅立ってしまったので
イフの効果がどこまであったのかはわからないんだけど
目に見える部分で変化があったことだけで
私達には充分だったな。


イフは今、ペンダントにして私が身に付けている。
コー○ンキ^^;以外はどこといって悪いところはない私なので
必要ないものかもしれないけど
これを付けてるとみー君がいつもそばにいるみたいで安心するの。
何というか、お守りみたいなものかな。


明後日は空から降りてきて
私達に会いに来てくれるかな。
やんちゃな弟と一緒に待ってるよ・・・!


みー君とかーちゃんはいつも一緒だ、ャ`っとなheart
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ミラとの出会い その11

2008-06-11 18:14:11 | みー君のこと
新たな生活を始めた帯広は
私たち夫婦は勿論のこと
みー君にとっても、水が合っていたようだ。

今まで何度か書いてきたけど
みー君は、とにかくおとなしいネコだった。
いるかいないか、わからないようなネコだった。

ところが、帯広に来てから徐々に被っていた「ネコ」を捨て始め
自己主張をするようになってきたのだ。
普段はおとなしいのだが
お腹が空くと、とにかくウルサイ。

週末、泊まりがけで留守をして帰ってくると
ドアの前で待ちかまえて文句を言う。

「とーちゃん、かーちゃん、どこに行ってたんだよー。
 ごはんは全部食べちゃったし、腹減ったよー。
 早くご飯くれよーーー」



晩ご飯はだいたい夕方6時前後と決めていたのだが
4時過ぎたあたりから既にスタンバイを初め
私の周りをうろつくようになる。
5時あたりから「かーちゃん、腹減ったー」と訴え始める。
知らんぷりしてPCに向かっていると
私の肩に手をかけて、耳元で大声で叫ぶ。
(私のPC台は座卓バージョン)
私が立ち上がるまで、とにかく耳元で叫び続ける。

「かーちゃーん、腹減ったって言ってるだろー。
 何やってるんだよー。
 腹減って死にそうだー。
 早くメシにしてくれーーー!」


帯広に来るまでは、あり得なかった現象である。
今まで余程自分を抑えていたのだろうか?
それにしても、この変貌ぶりは一体なんなんだ?



私は密かにこれを「みー君のダーリン化現象」と呼んでいる。

「腹減ったなぁ。
 何か食うもんないかー。
 メシはまだかー」

毎日のように発せられるこの台詞を耳にして
「とーちゃんの真似してみようかにゃ~」
って思ったに違いない・・・・やれやれ・・・・。



だけど、みー君はとうとう最後までダーリンに懐かなかった。
(おねだりする時以外は^^;)
少しずつ心を許してきてはいたけど
どこかで大きな壁を作っていたように思う。

もともと人見知りだったのだが
特に男性が苦手だったのは
やはり姫路での体験が心の傷となっていたのだろうか。

弟のお嫁さんの涙声が今でも忘れられない。
「ミラが殺される・・・!」


ダーリンによると
階段ですれ違いそうになると、特に恐がっていたそうだ。

考えたくもないことだけれど
階段から落とされそうになったのか
いや、もしかしたら落とされていたのかもしれない。

1歳を過ぎたばかりの頃
一体どんな辛い思いをしていたのだろう・・・。

可哀相なみー君。

ダーリンのことを嫌いだったわけじゃない。
あんなに可愛がってくれたんだから。

あんなことがなければ、もっともっと人を好きになって
ダーリンにもいっぱいいっぱい甘えられたかな・・・。





みー君
いつになるかわからないけど
とーちゃんもかーちゃんも、必ずみー君のそばに行くからね。
その時は、思いっきりとーちゃんに甘えて
思いっきり仲良く遊ぶんだよ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

この「みー君物語」は今年の2月に書いたものです。
その1ヶ月半後、ムサシが我が家にやって来ました。

私の声が届いたのでしょうか?
みー君は今ムサシの中で生き続け
思いっきりとーちゃんに甘えています。

私もみー君にしてあがられなかったことを
ムサシに思いっきりしてあげたいな、って思っています。


読んで下さった皆さん、本当に有難うございました。
みー君は今、たくさんお友達が出来て
心から喜んでいると思います。

これからも、折を見てみー君の思い出話を書くことがあるかもしれません。
その時はまたお付き合い下さいね。





みー君とむぅちゃんは仲良しこよしで、ャ`っとな
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ミラとの出会い その10

2008-06-10 14:54:00 | みー君のこと
みー君とダーリンの初対面エピソードを書こうと思い
ダーリンにその日のことを確認してみた。

「ねぇ、あたなとみー君が初めて会ったのはいつだっけ?」
「うーん、そういえば覚えてないなぁ・・・」

こんな大事なことを、どうして忘れるんだっ!!!!
・・・・と怒りつつ、よーく考えてみたら
私自身もよく覚えてなかった・・・^^;





その頃、ダーリンは札幌に住んでいた。
何度か旭川に遊びに来ていたので
その時だったはずなのだが、どうも記憶が曖昧なのだ。

もしかしたら、旭川でご対面はしていないかも・・・。

というのは、みー君は極端な人見知り。
私以外は決して懐かない子だったので
知らないオヤジが突然目の前に現れて、さっと身を隠したことは間違いない。

そして、身を隠して顔を出さない状態のままで
オヤジは札幌へと帰って行ったということは充分あり得る。

みー君を連れて札幌まで行ったこともあるので
まともに顔を合わせたのはその時かも?
札幌でも、キャリーから出すなり速攻でどこかに隠れてしまったから
みー君とダーリンの初顔合わせまでは、長ーーい道のりだったようだ。

ダーリンは動物が大好きだし動物からもやたらと好かれる。
どんなに人見知りの子でも彼には懐くという特殊な体質なのだ。

そのダーリンをしても、馴れさせることができなかったみー君。
筋金入りの人見知りである。

ダーリン曰く
「ったく愛想のないヤツだなーと思ったぜ」
彼は彼で、自尊心を傷つけられていたのかもしれないな。





それはさておき
みー君が好むと好まざるとに拘わらず、私はそのオヤジに好かれてしまい
間もなく札幌へと「子連れ」で嫁ぐことと相成った。

これがみー君「4回目の引っ越し」である。


2000年3月
札幌へ連れてこられたみー君は
馴れない場所に加え、知らないオヤジが一緒にいるもんだから
ますます「借りてきたネコ」状態。

とにかくおとなしい。

しかし、みー君にとって何となく居心地が悪かったであろう札幌での生活は
5ヶ月で終止符を打たれることとなった。

ダーリンがサラリーマン生活に別れを告げ 自立することになり
新たな出発点として選んだ地が帯広だったのだ。

みー君「5回目の引っ越し」である。





12年6ヶ月という短いニャン生の中で
5回も引っ越しを経験したネコ、というのも少ないのではないかと思う。
人間の都合であちこち連れ回され
浮「思い、心細い思い、たくさん経験したことだろう。
そして、最後に連れてこられた帯広。
ここが彼にとってこの上なく居心地が良い場所だったようである。



【本日のむぅちゃん】
ごみ収集日、ごみ箱が空っぽになると必ずと言って良いほどこういう状態になるのだ^^;




長めの日記を読み終わったら、ャ`っとなpencil
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ミラとの出会い その9

2008-06-09 17:56:27 | みー君のこと
最初に距離を置くと決めたものの
一緒に生活していると、情はどんどん移っていき
何やら、中途半端な愛情を注ぎつつの共同生活が続いていた。

そうこうしているうちに
弟夫妻はどうしても動物を飼えない状況に置かれることとなってしまった。

「しょうがないわね、あたしが引き取って最後まで面東ゥるわよ」
と恩着せがましく弟に宣言し
晴れてみー君は「ヨソサマのネコ」ではなく
「ウチのネコ」と認知されることとなった。

まぁ、だからといって何がどう変わるでもないのだけれど
私の気持ちに区切りを付けることができたのは嬉しいことだった。



みー君は相変わらずおとなしいので
大家さんに気付かれる心配もなさそうだし
このまま2人の静かな生活が続く・・・・
はずだったのだが・・・。


【本日のむぅちゃん】

あら、目が光っちゃった~


ということで、おめめを入れてみました。



ダルマムサシに目が入ったら、ャ`っとな
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ミラとの出会い その8

2008-06-08 20:11:35 | みー君のこと
数日が過ぎ、ようやく隙間に引っ込むことはなくなったものの
いつまで経っても、みー君はとにかくおとなしい。
滅多に鳴かないし、ふとその存在を忘れてしまくらいだ。
やはり、突然連れて来られたこの部屋が
「自分の家」とは思えないのだろう。

私といえば、できるだけみー君とは距離を置くようにしていた。
なぜなら、彼は「預かっているヨソサマのネコ」だからである。
めいっぱい愛情を注いでしまうと、別れが辛くなる。
だから、なるべく感情移入をしないように努力した。

そんな状況だったので
みー君は私が仕事から帰ってきても
出迎えるでもなく、かといって知らんぷりをするでもなく
静かにソファで丸くなっている。



私は私で、自分のペースをくずさず
一人で留守番をさせて泊まりがけで出鰍ッたりもした。

アパートなので、部屋に爪痕など残されると厄介なのだが
どこを傷つけることもなく
悪戯をするでもなく
いるかいないのか、わからないように
彼なりに自分の位置付けをしているようだった。

そんなみー君に、時々私は問いかけてみる。

「ねぇ、キミは私のこと覚えてる?
 こーんなちっちゃい時、余所の家から連れ戻してきて
 キミにミルクをあげてたんだよ。
 目薬も差してあげたし
 ノミ退治のためにお風呂にも入れてあげたし
 忘れちゃった?」

みー君はそれには答えず
ぽわ~~んとした目で私を見ているだけ。

環境も変わってしまったし
赤ちゃんの時のことなんて覚えてないよね。
ま、いいんだけどさ・・・・。


【本日のむぅちゃん】
YOSAKOIですかい(^^ゞ



YOSAKOI見ながら、ャ`っとな
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