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第37回上尾市美協展開催

「美術 音楽の選択科目化に反対」 ニッポンの教育

2007-02-12 07:17:14 | 美術文化
 先日の新聞で「美術 音楽の選択科目化に反対」  ニッポンの教育
この記事が私の頭に残っておりました。

たしか、中学・高校の学習指導要領の来年度改訂に向けての作業部会(文部科学省)に他のところからの意見や陳情の模様のようである。

南房総千倉港 水彩画 町田譽曽彦 (福島氏所蔵)

1970年代後半の受験戦争の過熱化が問題となり「ゆとり」がキーワードになり教科書はやせた。

現代社会を見てみると物事を頭で考えて行動することが多く、心で考えて長期的 全体的な利益を考える人は多くないような気がします。

 確かに、数学的(法律的)に物事を判断して生活していけば楽である様にみえるが、一方とても味気ないことだと思います。

すべて、割り切れてしまうので人の目や心からの受けたものが作用されない「生かされない」あまり評価されないのである。

絵に置き換えてみれば比較的理解してもらえるとおもいます。
極端な例で、①幼児 児童が描いた絵 ②住宅など描いた設計技師の絵を比較して見れば両者の違いはよく出てくると思います。

幼児や児童の絵には、画用紙の中に空間(スペース)と心の部分(感性)などが多く見られます。
しかし、綺麗に描かれた設計図(完成図)には心の部分「割り切れない」はありません。
従って、見る人に想像や夢の部分は少ないと思います。
絵画には、割り切れない部分を少しでも多く創ることが大切と考えて制作しています。


「物事」、目先の利益や正しいとか正しくないと判断する以前に「法律は国により異なり」また、人間がつくり定めている事を前提にして生きて行きたいです、、、

日本は敗戦を経て復興、たいへん豊かになりました。この辺で、心の豊かさの教育を更に進める時期にきていると思います。
資格社会になりましたが、資格だけでは弊害が多く出で来ると思われます。その人の人間性 人格 実力など兼ね備えて指導して戴きたいものです。


特に、生まれつきの障害をもつている人や体に障害を受けた人などには音楽や美術(絵画)は生きていくためにとても良いことだと思っています。


一流(有名)大学を卒業し大企業に入社、その後「うつ病」になりそうな新入社員が多いように聞いております。

現代社会においても、心の豊かさを育む「美術 音楽」の授業時間は多くした方が社会に出てきてからの人間関係や物の見方、価値観に良い影響があるように思えます。

「美術 音楽」は必須科目を望みます.

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