今年の郡上漁協管轄内で亀尾島川の鮎を振り返ってみると、2009年の長良川天然遡上は2008年の遡上数に迫る遡上数で、長良川河口堰の魚道5本の内、遡上観察用1本の半分で遡上数を数えていましたので、2009年5月下旬で210万匹を超え、実数としてはこの10倍近い遡上と考えられ、河口堰運用後では昨年の遡上数に近い数となりました。
種苗放流も相生地区の那比川は4月下旬に1回目を行い、以後亀尾島川を含め5月にかけて順次放流が行われました。
5月中旬頃には、亀尾島川・那比川の淵尻など、場所によって鮎の追いが見られるようになり、5月下旬には川の至る所で群れ鮎が苔を食んでいるのが見られました。
鮎の解禁は6月7日日曜日、晴天で減水状態というコンディションの中、亀尾島川下流部の荒瀬に入られた釣り人が良型を掛けていましたが、数は一桁が多いようでした。又、天然遡上の無い那比川でもポツポツと掛かる程度でした。
6月下旬頃になると、鮎の活性が上向いてきて釣果も上がるようになり、亀尾島川も特大鮎が掛かるようになりましたが、全般的には遡上時期に雨量が少なかったため、小型の鮎が多いようでした。
7月に入ると、週末には梅雨前線の影響で増水状態が続き、思うような鮎釣りが出来ない状況が続き、週末しか来ることが出来ない釣り人には辛い月となりました。
8月に入ると、お盆前には水位も安定し始め、鮎釣り本番を迎えましたが、中旬に入ると網漁・引っ掛けが解禁となり亀尾島川、那比川では数が伸びない状況となりました。
9月に入ると良型が掛かるようになり、又、場所によっては半日で20匹以上掛かる事もあり釣果にムラはありましたが、10月上旬まで楽しめることが出来ました。
『郡上長良・亀尾島会』会員 及び、むとう釣具店からの情報を基に、私の釣行を合わせて2009年の亀尾島川・那比川 状況を掲載しました。
2010年も今年以上の遡上数を期待し、遡上時期にそこそこの増水が有ることを願いたいです。
むとう釣具店からのお知らせ
11月に入り、郡上地区はこれから紅葉シーズン
です。こちらにお越しの際は是非お立ち寄り下さい。
当店では、釣竿・・・シマノ・ダイワ・がまかつ等各メーカー品をはじめ、釣具一式・種鮎・釣りエサ・菓子・明方ハム を取り扱っております。
遊漁証取扱所 むとう釣具店 TEL 0575-63-2062
郡上長良・亀尾島会からのお願い。
空き缶・ゴミ等は、川や川原に捨てずに必ず持ち帰って下さい。
川をきれいにし、いつ来ても気持ち良く釣りが出来るように、釣り人の皆さん宜しくお願いします。
郡上長良・亀尾島会