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猫ひろしはオリンピックに出場できるか?

2012-04-19 21:22:44 | マラソン・ジョギング
ロンドン五輪にカンボジア代表として内定されたマラソンの猫ひろし選手。
ところが、今出場に黄信号がともっている。

国際陸連が彼の代表選出に難色を示している。
国籍を変更した選手の国際大会出場に条件に彼はクリアせず、「特例承認」が得られるかにかかっている。
最近は財政豊かな石油産油国が有力選手を招き入れて、自国の代表として選出するケースが多いのがはいけいにあるそうだ。
しかし、猫ひろしは1年以上カンボジアに居住しておらず、国際陸連の特例として承認はむずかしいとされる。
カンボジアオリンピック委員会は内定を変えないというが国際陸連を動かす根拠は示せるかどうか?疑わしい。

さらに、先のパリマラソンでカンボジアのブンティンが猫ひろしより7分近く上回った2時間23分29秒のカンボジア新記録を出し、猫が代表に選出されたら提訴するという。

これはこれで次元の違う話だと思う。
猫ひろしの参加資格については疑問視されるが、カンボジア国内での選考レースまでにブンティンは記録を出さなかったのであるから、選考には外れたといって良い。
猫が国際陸連から特例が認められず、出場ができなくなったとしたら、ブンティンはカンボジア代表として選出してほしいと要望を出しても良いと思うのだが…

いずれにしても、猫ひろしは苦しい立場にある。

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2 コメント

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はじめまして (blocru)
2012-04-20 01:53:30
カンボジア代表の選考レースと当初言われていたのが2011年の東南アジア大会で、猫ひろし以外にもカンボジア人有力選手が(ブンティンも含めて)3人出場予定でした。

しかし、直前に2人は800mへ転向の為辞退。ブンティンは辞退を拒否した為に陸連を除名されて強制辞退となりました。

ブンティンはそれでも「(代表決定は)パリマラソンまで待ってくれ」と陸連に打診し、陸連も一旦は了承したにもかかわらず、フライングで猫ひろしに代表決定…となったわけです。


実際、直接対決となった2度のハーフマラソンではブンティンが圧勝。

風よけ選手と専用ペースメーカーの力を借りてやっと2時間30分を記録した猫ひろしと、レース途中で足の血豆と急な腹痛によるトイレタイムがあっても2時間23分でゴールしたブンティン…力の差は明らかです。
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Unknown (編集長)
2012-04-20 21:57:03
blocruさん。
ありがとうございます。

なにしろ、カンボジアの事情に詳しくなくって、個人勝手なカキコになってしまいました。
いろいろ事情が背景にあるんですね。
難しいですね。国際問題は…
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