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レンズ越しに見えるもの または 見えざるもの

雪降る町の見納め①〜矢島町に来た

2025-02-27 | 街:秋田








雪の多い少ないは絶対量ではなく、相対的なものである。普段雪が降らない都心で積雪10cmとなれば大騒動になる。一方で毎年5mは積雪のある青森県の酸ヶ湯。酸ヶ湯の積雪深が6mになったところで大勢に影響はない。そもそも雪国では、雪が降ったら困ると思っていない節がある。テレビカメラを向けられれば、「毎年こんなものだから当たり前ですよ」とは言わない。言ったとしても放映ではカットされる。大抵の住民は空気を読んで「もう毎日の除雪でクタクタでどうにかして欲しい。この時期にこんなに降るのは初めてだ」と言う。同じセリフは何度も繰り返されているだろう。

さて、そんな積雪シーズンも最終盤。秋田県内でも積雪量がそこそこ多い町に来た。旧・矢島町(由利本荘市)、かつての矢島藩・生駒氏のお膝元だ。この矢島藩は実に興味深い藩である。以前に当ブログでも記載したことがあるので、興味ある方は過去記事リンクを張っておくので、参照願いたい。この矢島町を歩いて撮った写真を掲載する。

この2月からメインカメラを、X-PRO3からX-T5に変更した。当初は違和感ありありで、撮影の所作から画像までどうにもしっくり来なかった。「人間とは慣れる動物」とはよく言ったもので、当初の違和感はかなり払拭された。それでも前機種は丸5年以上使った相棒だった。考えずとも操作できるレベルになるには、まだ時間が必要だ。矢島の町の写真はもう一回分あります。



X-T5 / XF23mm F2R WR

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