とっくに青森の旅は終わり、僕の身体は戻ってきているが、写真の進行と僕の心はまだ青森にあった。青森市から帰路につく途中の寄り道、最後は板柳町だ。板柳に来るのは3回目。これははっきりしている。初めて来たのは2017年で、帯状疱疹を発症していた。だから激痛に耐えながら町を歩いた。何故そんな馬鹿な真似をしたかといえば、帯状疱疹にかかっているとは知らなかったからだ。それで翌年リベンジに訪れた。今回は、写真一枚目の「板柳温泉」に風呂に入りに来た。残念ながら廃業していた。町歩きを何年もしていると、こういう事がよくある。やはり、「いつか」は「いつか」のままで終わる。思い立ったら、即やらないと後悔することもある。改めて痛感した。青森シリーズの関連編もこれで終わりです。
X-PRO3 / XF23mm F1.4R
板柳温泉 歓迎のアーチも?ある中 入れ口にロープが張られ 哀しい光景です
関東でも 鬼怒川 伊香保などで 廃墟と化したホテルを見るにつけ哀しい想いです
嘗ては 私自身も団体旅行などで利用したホテルも建物は乱れ ガラスは割れていました
栄枯盛衰はどこにでもあって 不思議ではないのですね
そういうのって、何十年も愛されてきたもので、今更廃業することなんかないと思っていました。ですから今回はショックでした。
鬼怒川は行ったことはないのですが、廃ホテルが多いと聞きます。那須の方の温泉もそうでした。
そのうち、日本中の地方都市が廃墟になりそうな勢いに困惑します。
僕は何もできないので、写真を撮ることにします。
でも、この豪華な二階部分、一度見てみたいです。