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珍しくネタ切れです。大雪の影響で、外出や遠出の時間が減っている。先週は仙台に行ったが、道路事情から時間が掛かった。要件を済ますだけで精一杯だった。何となく名残惜しい断片をかき集めた。かの森山大道氏の「量のない質はない」という考えを信奉している。とにかく撮る。ひたすら撮る。この考えの断片を捉えて、否定的なことを言う人もいる。とかくフィルム時代は一枚一枚を大切に撮ったとか。フィルム時代は、コストと処理と整理の問題で無駄撃ちしなかったのだ。あの頃、もっと量を追求したら、僕の写真も変わっていただろう。
さて、質は量から生まれるのであれば、量の中には質のないものもある。当然の真理である。要約すると、当面のネタがないので最近のボツ写真を掲載したということだ。
LEICA M10 MONOCHROME / APO-LANTHAR 35mm F2 VM
僕も「量のない質はない」に賛同します。
ブログを続けていると、なんのネタも浮かばない時があって、
そんな時には、思っているような写真も撮れていなくて・・・
でも、継続することに意味がある、なんて思いながらアップしたブログが昨日のブログでした。
6×6さんも、似たような思い?で、ブログを書かれていたのかなぁ?と
ついつい、コメントをしてしまいました。(^^;)
「質は量から生まれる」というお話は、自分に当てはめると、その通りだと思います。没になったものを出すということでは、昨今の復刻されたジャズのアルバム(CD)などは、その最たるものだろうと思います。でも、中にはいいものもありますね。
「カーボ」の写真気に入りました。このアングルで撮ればコルトレーンがうまく映るのかと感心しています。
大量にボツがあるのは事実なのですが、自分がボツにした中に案外と良いものがある可能性がありますよね。
ボツにするかどうかのセレク能力が写真では大事と言われます。
万事に通じる真理かも、と思い直しました。
「冬の暮」の2枚めには痺れましたよ。
こと写真に関しては、「量のない質はない」に共感することと、亡き師匠のことを考えると「撮れるだけで価値がある」と思うようになりました。
不作でも撮り続けたいですね〜。
世の中、イージーになり、色々な技術も進歩し、それっぽくは簡単にできるようになりました。
それはその人の勝手でしょうが、本物を見分ける力を付けていきたいと思っております。
追伸:コルトレーンの写真自体が良かったのですが、コルトレーンは格好良い写真と、そうでもない写真の落差が激しいですよね。