再び中国人の「タワマン爆買い」が起きても不思議ではない
2020/10/10 07:05 ニュースポスト7 https://www.msn.com/ja-jp/money/other//ar-BB19Sy1z?ocid=msedgntp🔶抄🔶
【画像】晴海、勝どき、月島エリアに林立するタワマン(時事通信フォト)
コロナ不況がじわじわと顕在化する中、不動産市場は住宅ローンの返済に窮する人たちのマイホーム売却が進んだり、高騰を続けてきた“局地バブル”の崩壊が予測されたりと混沌としてきた。そんな中、虎視眈々と日本の不動産を狙っていると見られるのが“中国マネー”だ。再び中国人による「タワマン爆買い」は起きるのか──。住宅ジャーナリストの榊淳司氏がレポートする。
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東京の住宅市場の今後に予想されそうな展開がある。それは米中関係の悪化による「逃避マネー」の流入である。
アメリカと中国は今、政治的にも経済的にも対立を深めている。実現するか否かは分からないが、トランプ大統領は「中国に新型コロナ蔓延の責任を取らせる」という趣旨の発言を度々行っている。
よく知られている通り、中国では高位にある人々は個人的な資産を海外に移転させている。家族と資産は海外に置いて、自分も地位が危うくなったらいつでも中国から逃げ出せるように準備をしているのだ。そういった中国の高級官僚を「裸官」と呼ぶそうだ。
彼らは自分の母国である中国をまったく信頼していない。何かあればいつでも海外へ逃亡する覚悟を決めている。
そんな彼らが資産を移す先は、これまでは軽課税国のタックス・ヘイブンであったり、スイスの銀行、あるいはアメリカやカナダ、オーストラリアでの不動産購入だった。
ところが、アメリカ政府は中国共産党の要人たちが海外に持つ銀行口座などの情報を把握しており、必要に応じて凍結するのではないかという情報がある。
また、アメリカは言うまでもなくカナダとはファーウェイの問題があったり、オーストラリアでは内政介入が露見したりと、ここのところ英語圏諸国と中国の外交関係が悪化している。
そういった国で不動産を所有していることに、中国人たちは不安を抱いても不思議はない。何といっても彼らの祖国では政府の命令ひとつで不動産の所有権など簡単に剥がされてしまうのだ。
そんな不安を抱く裸官たちが、日本での不動産購入に興味を示す可能性はないだろうか。
振り返れば、2015年と2016年には中国人の「爆買い」が話題になった。あの時、買われていたのは電気製品や日用品だけではない。都心や湾岸エリアのタワーマンションも多くの中国人が買い漁っていた。
当時、日本の大手マンションデベロッパーは、自社販売物件の購入者に占める外国人比率を、内部規定では2割以下に設定していたとされる。
あるタワマンの販売センターで、日本人の購入検討者が外国人比率の高さに対する不安を口にすると、いけしゃあしゃあと「当物件では現時点で約11%です。最終的にも15%に達しないように調整いたしますのでご安心を」などとトークしていた。
ところが、その物件が全住戸の3分の1程度を未契約のまま完成在庫になると、北京や上海で販売フェアを開催して「何戸でもご契約いただけます」と、営業していたのだ。
実際に全体の何割を外国人が購入したのかは、いまだによく分からない。それを知っている売り主や管理組合も、情報は一切外に出さない。当たり前だが、外国人比率が高いことは、資産価値を高めることにはつながらないからだ。
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さて、中国の裸官たちは今、資産の逃避先に悩んでいる。アメリカ政府の権力が及ぶ先では、大切な資産がいつ凍結や没収の憂き目にあうか分からないと恐れているのだ。
その点、日本政府は中国人に対してそういう荒っぽいことはしないだろうという根拠はないが何となく確信的な予感を持っていても不思議ではない。日本は基本的に私有財産を手厚く保護する国だ。外国人が不動産を保有するにも、ほとんど制限がない。実際のところ、こういう国は珍しい。
日本のマンションの管理費や修繕積立金を一切支払わずに督促の連絡にも耳を貸さないC国人が正規に所有する戸数が増えて破綻近くなっているマンションも多いと聞きます。こんなところにも迷惑が掛けているのですね。。。
それも数十年借りる権利みたいなものなんて恥かしながら知りませんでした。多分日本人の大多数も・・・
私が住む深圳の片田舎でも1億円近くします。
日本に比べて 作りは、悪いし、この先どうなるかはわかりませんが
一応 50年だったか70年だったか後は、国に返さなければいけないみたいだし。。。
日本みたいに所有権が 完全に認められる国って そうないんですよね。
そういう事も案外日本人は知りません。
しかし・・・
私が中国に渡った時 マンション買っておけば 大金持ちになれたのになぁ~
とか 考えてしまいます(笑)
ぜひやって欲しいですね。