わたしの悩みって何ですか？

お客さんから、たまに言われる「わたしの悩みって何ですか？」。

他の方に、この話をすると、殆どの方は笑います。

でも、自分の悩みが判らず、解決できないから、悩みが尽きないと思います。

わたしが治療哲学で、最初に学んだことは「善悪」についてです。

何か良くて何が悪いのか？

道徳的に「善悪」が解らないと、反省ができず流してしまいます。

多くの方は、ここの「善悪」が言葉として知っていても、こころ（潜在意識）では全く理解していないのです。

道徳的に「人に親切」「人に寄り添う」は、善でしょうか？悪でしょうか？

大多数の方は「善」だと答えるでしょう。

「善」は天国的です。

実践編で、すべての人に「親切」「寄り添う」ことができるでしょうか。

自分と価値観が合わない人に対し、こころから「親切」にしたり「寄り添う」ことが出来るでしょうか。

「仕方なく」、親切なフリをしたり、形だけ寄り添うことは誰でも出来ます。

その「仕方がない」は、「やりたくないけど、取りあえずやるしかない」が、こころの中にあります。

「仕方なくする」と「率先して実行する」は、どちらが善でしょうか。

自分の意に沿わないことをやると、ムカついてきます。

その「ムカツキ」は、善でしょうか？悪でしょうか？

その、一瞬一瞬の自分の思いが、善なのか悪なのかを、第三者の目（客観的に）でみます。

ここを反省せず、流してしまうと、自分の都合や価値観で判断しますから、どんどん「間違った道」に入ってしまいます。

今日、一日を振り返って、自分が思ったことを丹田瞑想で内省し反省します。

毎日の「内省と反省」を実践することで、一年中、おだやかに過ごせます。

今現在、悩みや心配、不安でメンタルが下がっている人は、早く流すことをオススメします。

感情が、落ち着いて来たら、なぜ悩み心配、不安になってしまったかを内省し、反省するとよいでしょう。

メンタルがダダ下がりの時に、反省すると致命的になりますので、そこから早く遠ざかった方がいい。

悩みの原因はどこ？
心配な原因はどこ？
不安の原因はどこ？

悩みや心配を、すべて流してしまったら、永遠に悩みや心配はなくなりません。

私はいつも、苦難困難なとき、心配や不安になる前に、正しい真理に照らし合わせ問題解決（反省）しています。

今の状況を、
ブッダだったら、どう思うのか？
イエスだったら、どう思うのか？
ルソーだったら、どう思うのか？
シュタイナー、ヒルティー、ハマトン、渡辺照宏だったら・・

ここで、正しい判断を選択するために、真理哲学の偉人達の正しい思想が必要になってきます。

正しさは、人によって違うと言いますが、真理の正しさは大宇宙に１つしかありません。