今年は,短答式試験をクリアーしている(=合格発表待ち)にもかかわらず,既に夏の間から論文突破基礎力完成講義や,論文突破実践力完成講義を受講されている方が少なからずいます(しかも上位ロー出身の方も)。これは凄いことで,毎年毎年受験生の動向に大きな変化があって,驚かされます。
さて,このことは,受け控えの皆さんは,例年以上に危機感を持つ必要がある,ということを意味します。何故なら,短答基準点をクリアーした合格推定組が,来季に向けて論文対策を既に開始している,ということだからです。「夏の間に追いつけ追い越せ!」が受け控え組のスローガンなわけですが,これは発表待ち組みが「油断している隙に」という意味合いもあります。ところが今年はその前提が崩れてきていると言うことです。
ですからこの夏の過ごし方は例年以上に重要です。ぐずぐずしている暇はもうありません。「発表待ち組の方が,来季挑戦決定組より勉強している」なんて本当に洒落になりません。