司法試験法改正案

2013-07-17 18:01:30 | 司法試験関連

自民党案は,①短答試験を憲民刑の3科目にする,②5年5回の5振制にする,③法科大学院への制裁措置の創設,この3つが特に大きいわけですが,②③については,2年間の検討期間をおく,とのことらしいですが,①については可及的に早期改正を目指すとのこと。

どのタイミングから削減するかは,それこ早い段階で示してもらわないと,受験生に対する影響が大きいので困ります。4科目の勉強をするのかしないのか,という判断時季によっては個人差が結果的に大きく出かねないからです。

削減がなされた場合の影響ですが,短答式試験が「難化」する可能性がまず挙げられます。問題そのものが難しくなるのか,基準点を吊り上げてくるのか(もしくは結果的に釣りあがってしまうのか)分かりませんが,普通に考えても,受験生自体の勉強負担が軽くなるので,結果的に基準点は上がって来そうな感じはします。

予備試験の方にも影響が出てくるのか定かではありませんが,予備試験用に短答式試験の問題を作るのが面倒くさい,とかいう理由で,3科目になったりする可能性は否定できないような気もします(笑)

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