万全な状態はありえない

2015-12-01 02:47:06 | 雑感

知り合いに世界的な格闘家の体のメンテをしているのがいる。彼がふと「格闘家は大一番を迎える際に、万全な状態で試合に臨むことはできない。そこまでたどり着くまでの戦いで体はボロボロになっている。」という趣旨のことを述べていた。

「ハッ」としました。スポーツ選手もプレーオフを迎える頃には1シーズン戦い抜いたあとなので、疲労も蓄積しているし怪我の一つや二つはしている。少なくとも「ベストコンディション」は望むべくもない。しかし闘争心は衰えることはなく、勝利に対する執念は凄まじい。

何事もベストな状態で、という事は悲しいかな中々ない。しかし、その状態でも勝ちに行く姿勢、何よりも「勝てるように」しておく必要がある。試験もそうだなと思いました。やりたいことをやりきって試験に臨むなんてことは永久にありえない。運悪く当日に体調を崩すこともあるかもしれない。でもそれを言い訳にしてはいけない。受験生のとき、「40度の熱を出しても受かるように準備をしておけ」と言われたことがあります。まぁ、例えではあるんですが、改めて、そういう気構えが大事なのだなと再認識した次第です。

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