今年の法科大学院別・大学別の予備試験合格者数が出ました(出願時の属性)。
<法科大学院別>
1位 慶應 30名 19.4%
2位 東大 19名 11.4%
3位 早大 14名 8.4%
4位 一橋、京大、中大 13名 順に18.3%、12.9%、6.5%
以下は10名未満(7位名古屋、神戸が5名)
目に付くのは東大ローの減少ぶりで、43名→33名→19名と2年で半減。慶應は29名→28名→30名とほぼ一定。早大が3名→9名→14名と数字を上げてきている。
<大学別>
1位 東大 44名 13.7%
2位 中大 28名 5.4%
3位 慶應 24名 7.3%
4位 早大 18名 6.9%
5位 一橋 11名 10.2%
注目すべきは受験生数。中央が、364名→478名→522名と激増している。東大・慶應・早大が3年間殆どかわらないのと対照的(ただし東大は減少傾向ではある)。
昨年、合格者2名、合格率1.8%で世間を驚かせた京大は、合格者10名、合格率6.4%と「大躍進」した。早大も、4名→10名→18名と増加傾向にある(4名の年は合格率1.8%だったが、今年は6.9%。何となく京大と似ている)
まだまだ特定の大学の学生しか受けていないという印象の予備試験。もっと多様な属性の受験生が増えるといいですね。学部受験生の数は3000名切ってますしね。法曹界・日本の将来の為にも。