コメント欄にもありました、ちょいちょい聞かれるようになった質問事項なので、こちらでお答えします。
ご質問は、「予備試験に合格するためには新司法試験の過去問を解く必要があるとお考えですか?」です。
答えは、「不要」です。予備試験の論文を突破するために本試験の論文問題を解くのは、負担が大きすぎるからです。また、予備段階で問われるのは、L2がメインです。これに対して本試験ではL3が幅をきかせてきます。この場合、「こんなことも重要なのか」と予備試験受験生が勘違いを起こす危険性があります。10月の論文発表待ちの夏の間に、合格に備えて「試しに読んでみる」のはいいと思いますが、論文対策のレギュレーションに入れる必要はないですね。
本試験に関する講義は、年末から年度別で順次リリースしていく方向で、資格スクエアと詰めています。なお、9月末に出版予定の(7月から延びました)2冊目では、本試験論文問題の分析の仕方、すなわち「問題文の読み方」・「判例の勉強の仕方」について、かなり詳細に説明しています。この本には、本に収録してある過去問題の解説講義(8~10時間程度)を特典でつける予定です!なので、まずはこのあたりから手を付けるといいかと思います。