過去を断ち切る

2017-10-10 14:28:38 | 司法試験関連

カウンセリング的なことをしたとき、「ああ、この人、しんどいな」と感じることがたまーにありました。それはどういうときかと言うと。

人に相談しに来ているのか、自分のやり方を肯定してもらいに来ているのか。実は後者なんだけど相談しに来ているていの人、と話すときです。

この手のタイプの人は、同じ話を何度も蒸し返します。つまり、こちらが「あなたのやり方で問題ないですよ」と言うまでもう何度も何度も食い下がるんですね。結局、人の話なんて聞いていないんですよ。なら最初からくるなよと正直思うのですが、まぁ、お付き合いするしかありません(笑)。

人に相談するときは、その人のいう事に納得するかどうかは自分で判断することになりますし、疑問点があればその点を食い下がって聞くのはそれは当然です。しかしそうではなくて、ひたすら自分の正当性を肯定してもらいたいがために何度も食い下がるのは本末転倒です。

気持ちはわかる面もあって、この手のタイプの人はそれなりの量の勉強を自己流でやってきている人が多いのは事実です。今更、それを否定されたり、その他の方法の方が効率が良い、と言われると素直に受け入れがたいというのは分かります。

しかし、限られた時間で合格する、というのが唯一無二の目的であるならば、その他は全て手段に過ぎません。より効率の良い、確率性の高い方法を提示されたならば、それに素直に乗るべきだと思います。

感覚的には、自己流で上手くいく人はおそらく一発で抜けていると思います。多浪している場合は、やはり何か問題があるとみるべきです。勇気をもって過去を断ち切ることが必要な時もあります。

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思い出せない

2017-10-10 11:38:34 | 雑感

以前、山手線を利用して通っていたのだが、原宿駅で停車した時,いつも同じ看板を見る(乗る場所が同じなので)。ところが,看板なので契約期間が切れれば,別の物に切り替わることもある。新しい看板が出ていると,「あ,変わった」とすぐ気がつく。

しかし,以前(つまり前日まで)そこにどのような看板があったのか思い出せることは殆ど無い。ビックリするくらい思い出せない。毎日毎日一定時間確実に目にしていたはずなのに思い出せないのだ。

似たようなことは,通勤路の途中で建物を取り壊している場面に遭遇した時もそうだ。毎日毎日チャリンコで通り,当たり前のように目にしていた風景。しかし一度取り壊されると,そこに何があったのかほぼ思い出せない。

要は、覚えようと言う意識がないと、何度目にしても、視界に入ってきても、きちんとメモリーされないという事なんだと思う。

というわけで、「読み流し」になっていないか、注意ですね。記憶の時間をとりましょう!

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