また悲惨なニュースに心が痛みます。
名古屋中2自殺:同級生いじめ証言 担任教諭「認識」無く
担任が認識位していなかったなんて絶対ありえないと思うのです。
もし事実ならそれは職務怠慢だし、教師失格(断言!)
でも、こういう事例は珍しいことではないんだな・・・
昨年のこと。
授業中のあるクラスでいじめについて生徒たちがつぶやきはじめました。
鈴木君(仮名)は小学校の頃から不登校になったと言います。
その理由。
クラスメートのA君がいじめられていたので心優しい鈴木君は彼をかばったところ
以後いじめのターゲットが鈴木君になったのです。
しかも気が付くとA君までがいじめをする側になっていました。
ついに鈴木君は学校へ行けなくなりました。
そんな鈴木君の家に、担任はクラス生徒を引き連れて大勢で頻繁に家庭訪問してきたのです。
「鈴木君、学校へ出てきて」
その中にはいじめグループも含まれていました。
(湊かなえの「告白」の若い男性教師の軽薄な対応を思い出しました)
鈴木君は何年も学校から遠ざかっていったと言います。
「僕は担任の先生にもいじめを話しました。 それを知ってて僕の家に皆で何度も押しかけてきたのは
担任もぐるになったいじめだと感じました。辛くて辛くて・・・」
鈴木君の話を聞きながら涙が出そうになりました。
ドラマみたいな話ですが、こんな事例が現状です。
事実我が家の長男が小学生の頃、担任による陰湿な体罰・差別・暴言にクラスの児童が校長に直談判に押しかけ
我々保護者も立ち上がったという、マスコミ沙汰にもなりそうな大きな事件がありました。
教育界の隠ぺい体質はあの頃から変わってはいない。
じゃあ対策はどうしたらいいか。
荒っぽい私見ですが、「学校なんかに期待しない」「友達一杯と仲良くする=いい子・・・の妄想を捨てる」
鈴木君の告白の後、クラスの他の生徒も自分の似たような体験を話し始めました。
私自身も同じような経験があり、むしろ大人になった現在でもいじめは酷く陰湿なそれを感じています。
潰れそうになります。でも少人数でも支えてくれる誰かのお蔭で何とか立ち上がってきました。
そして気が付いたこと。
いじめをする人間はきっと本質的に何歳になっても変わらないのではないか?改心することは一生できないのではないか?
だから生徒たちにもこう言い切りました。
「いじめ経験をバネに強くなろう!負けてはいけない。死んではいけない!」
鈴木くんは最後にこう言いました。
「僕はこのT高校に来て初めて学校が楽しいと思えるようになりました」
この中二生徒も死を選ばずに、死にたくなるような辛い経験を乗り越えたとしたら
きっとその後は強く優しい人生が待っていたのだよ、と思うと切なくてなりません。
そして残されたご家族のこれから背負う辛さを思うとたまりません。
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悲しいくらい美しい昨日の夕陽
名古屋中2自殺:同級生いじめ証言 担任教諭「認識」無く
担任が認識位していなかったなんて絶対ありえないと思うのです。
もし事実ならそれは職務怠慢だし、教師失格(断言!)
でも、こういう事例は珍しいことではないんだな・・・
昨年のこと。
授業中のあるクラスでいじめについて生徒たちがつぶやきはじめました。
鈴木君(仮名)は小学校の頃から不登校になったと言います。
その理由。
クラスメートのA君がいじめられていたので心優しい鈴木君は彼をかばったところ
以後いじめのターゲットが鈴木君になったのです。
しかも気が付くとA君までがいじめをする側になっていました。
ついに鈴木君は学校へ行けなくなりました。
そんな鈴木君の家に、担任はクラス生徒を引き連れて大勢で頻繁に家庭訪問してきたのです。
「鈴木君、学校へ出てきて」
その中にはいじめグループも含まれていました。
(湊かなえの「告白」の若い男性教師の軽薄な対応を思い出しました)
鈴木君は何年も学校から遠ざかっていったと言います。
「僕は担任の先生にもいじめを話しました。 それを知ってて僕の家に皆で何度も押しかけてきたのは
担任もぐるになったいじめだと感じました。辛くて辛くて・・・」
鈴木君の話を聞きながら涙が出そうになりました。
ドラマみたいな話ですが、こんな事例が現状です。
事実我が家の長男が小学生の頃、担任による陰湿な体罰・差別・暴言にクラスの児童が校長に直談判に押しかけ
我々保護者も立ち上がったという、マスコミ沙汰にもなりそうな大きな事件がありました。
教育界の隠ぺい体質はあの頃から変わってはいない。
じゃあ対策はどうしたらいいか。
荒っぽい私見ですが、「学校なんかに期待しない」「友達一杯と仲良くする=いい子・・・の妄想を捨てる」
鈴木君の告白の後、クラスの他の生徒も自分の似たような体験を話し始めました。
私自身も同じような経験があり、むしろ大人になった現在でもいじめは酷く陰湿なそれを感じています。
潰れそうになります。でも少人数でも支えてくれる誰かのお蔭で何とか立ち上がってきました。
そして気が付いたこと。
いじめをする人間はきっと本質的に何歳になっても変わらないのではないか?改心することは一生できないのではないか?
だから生徒たちにもこう言い切りました。
「いじめ経験をバネに強くなろう!負けてはいけない。死んではいけない!」
鈴木くんは最後にこう言いました。
「僕はこのT高校に来て初めて学校が楽しいと思えるようになりました」
この中二生徒も死を選ばずに、死にたくなるような辛い経験を乗り越えたとしたら
きっとその後は強く優しい人生が待っていたのだよ、と思うと切なくてなりません。
そして残されたご家族のこれから背負う辛さを思うとたまりません。
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悲しいくらい美しい昨日の夕陽
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