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SDR受信機まわり調整のまとめ(その3 USB関連③)

2015-05-28 07:46:04 | LP-PAN2/SDR

前回のつづきになります。

 

PCからと思われるノイズを撃退するための救世主。

 

その前に本当にPCからなのかという切り分けをしました。 

家中の電気製品を断にして、最終的には ”PCと外付けサウンドカードだけが家の中で動いているという電化製品” という状況を作ってみました(笑)  他の電化製品はコンセントから抜いている状態です。 その状態でのNaP3です。(USBケーブルは例の青くて太い、FURUTECH GT2を使用しています)

周波数は7メガ付近ですが、無線機もLP-PANも全て切り離されて電源も落ちていますので、周波数は無視して下さい。 NaP3側でどこの周波数に移動してもノイズが出現する相対位置は一緒です。 このような事からノイズはPCに由来すると判断しました。

ここまでは以前の記事にも書きました。

単純に考えますとここから先は、PC本体か信号を伝送する経路(USBケーブル)での対策という事になるでしょうか・・・・・・

PCによってノイズの出方も違っていて、PC交換すればあっさり治るという事もあるのでしょうが、それはお金がかかりますから除外です。

ちなみにPC内部配線の全てに大量のクランプコアで、これでもかというくらいにノイズ対策は施してありまして、これはこれで無線機へのノイズ混入を無くすことに多大な成果がありました。 なんでもっと早くに気付かなかったの・・・(笑)

 

この後、実験的にPC全体をアルミホイルで完全にシールドしてみました。 熱がこもるので一時的な措置です。

これもNaP3の画面は微動だにせず、全く変化なしです。

 

次に外付けサウンドカードへの対策です。 こんなの作ってみました(笑)

  

アルミ製ダブルシールドサウンドカード専用ケース!!

オーディオマニアの方々の中でも、外付けサウンドカードを金属で巻いたりしてのノイズ対策がやられているようです。

これが劇的な効果!と言いたいところでしたが・・・・・・全く効果なし(^^; 

熱も籠るでしょうし(笑) 

シールドしたら音が丸くなったとか、ケーブルを変えたら表現力に深みが増した等々のコメントを良く目にしますが、これはこれで率直な感想なのだと思うのですが、こちらの方は音ではなくノイズ本体がNaP3画面に映像(波形)として表示されるため、それぞれの対策の効果の有無がすぐに判定できてしまいます(笑)

ごまかしが効かないというのでしょうか・・・・・

 

PC本体、USBケーブル(オーディオ用ノイズ対策製品への交換)、そして外付けサウンドカードと全てに対策をしたところで、最後に行きついたのがこれです。

USBノイズフィルター

いつもながらだらだらと長くなってしまいましたので、記事を分割させてくださいm(__)m

つづく。


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