鳩山のぞみ教会ブログ

牧師さんのほのぼの話し。http://www.jhc.or.jp/hatoyama/

「愛するとは触れることから」マザーテレサ

2009-07-04 22:00:30 | 黙想 神学 聖書学
<週報の牧師コラムより転載です>

ヨハネ福音書にある、イエス様が弟子たちの足を洗う(洗足式)場面は、
読むたびに、新しく教えられます。 


  ヨハネ福音書13章より
   食事の席から立ち上がって上着を脱ぎ、手ぬぐいを取って腰にまとわれた。
   それから、たらいに水をくんで弟子たちの足を洗い、腰にまとった手ぬぐい
   でふき始められた。


 KT牧師の黙想を読んでいたときに、ある思いが湧いてきました。
イエス様が弟子たちの足を洗われたとき、足に触れて、弟子たちに
どのような感触が残ったのだろう。
 現代の教会が洗足を、あまりしなくなったのは、直接足に触れるからでしょう。
実際に、私の友人のアメリカの教会では、違和感を感じる人が起きて、
洗足式ができなくなったそうです。触れるとは、具体的なことです。
しかし、そこが大切ではないでしょうか。弟子の前に、イエス様が
僕として、手ぬぐいと水桶で弟子たちの足をすすぎました。
ビックリでした。イエス様が足に触れてくださる。
驚いたでしょう、そして感謝が湧いてきたでしょう。
 マザー・テレサは「愛するとは触れることから」と言いました。
病めるところ、痛めるところを文字通り「手当て」しました。
イエス様の手となって、触れられない(アンタッチャブル)と
思われる人に、手当てをする。そこに魂の癒しが起きていく。
 ハ・ヨンジョ先生(韓国・オンヌリ教会)は
『イエス・キリストの7タッチ』という題名の本を書きました。

聖霊タッチ
みことばタッチ
沈黙タッチ
祈りタッチ
苦難タッチ
復活タッチ
ヴィジョンタッチ

イエス様は私たちの心と人生に触れてくださるのですね。
感謝ですね。信じましょう、今、イエス様は私たちの
心に触れて、十字架の愛がますます分かり、
希望を持って生きることができるようにしてくださるのですから。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (hanna)
2009-07-05 14:54:16
私が近畿のキャンプで教師をしたとき、ある先生の提案で、二人組みに分かれて、一人ずつ足を洗い合った『洗足』のプログラムがありました。
ちゃんとお湯を汲んできてあげる子。足の指の間まで洗ってあげる子。水をかけるだけで終わる子。
色んな姿を通して、イエス様が足を洗ってくださった、汚いと思われるところに手を触れてくださった事の大切さを学び、教師の私たちも感謝で涙ぐむプログラムでした。
返信する
Unknown (Homare)
2009-07-08 21:32:27
Hannnaさんへ)
そっか、キャンプで実践はすばらしいね。
アイデアありがとう
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。