へっぽこ占い師雑記帳

天剋地冲について

天剋地冲(てんこくちちゅう)

天干が相剋する➡七殺

初歩中の初歩から
天干➡日干、月干、年干のこと。
又は年運や大運の天干。


天干が相剋するとなぜ七殺になるのか?


まず相剋とは何なん?

相生とは木が火を生み、火が土を生み
土が金を生み、金が水を生み、水が木を生む。木➡火➡土➡金➡水

では相剋とは
木が土を剋し、火が金を剋し、土が水を剋し、金が木を剋し 水が火を剋する。

木剋土、火剋金、土剋水、金剋木、水剋火。

天干が相剋する関係とは?
天干が木剋土、火剋金、土剋水、金剋木、水剋火の関係にある。

例】
甲の場合。

甲(木)を剋するのは金です。

金は庚と辛。


天剋となるのは更に追加要件があります。

陽干同士、陰干同士であること。

陽=プラス
陰=マイナス

磁石で言うとプラスとプラスで反発
マイナスとマイナスで反発しますよね。



甲は陽の木。
陽木を剋すのは陽の金➡庚です。

①甲➡②乙③丙④丁⑤戊⑥己➡❼庚

甲から数えて7番目の干支です。
7番目は同じ陽干同士、陰干同士
プラスとプラス
マイナスとマイナスで反発し合う組み合わせが成立。

これを七殺と言います。



七殺とは7番目に剋す関係。
木剋金なので 甲を攻撃してくるのは庚。


天剋を言い換えると七殺になる。

ではお次は【地冲】

地とは地支(十二支の干支)

冲とは対冲のこと。
これも7番目の地支との関係です

例】子から数えて7番目は午です。
子と午は対冲。

今年(令和4年)は壬寅なので天剋地冲は
壬から数えて7番目
①壬②癸③甲④乙⑤丙⑥丁❼戊

寅から数えて7番目
①寅②卯③辰④巳⑤午⑥未❼申

壬寅の天剋地冲は戊申となります。

癸卯の天剋地冲は?
①癸②甲③乙④丙⑤丁⑥戊❼己
①卯②辰③巳④午⑤未⑥申❼酉
癸卯の天剋地冲は己酉

甲辰の天剋地冲は?
①甲②乙③丙④丁⑤戊⑥己❼庚
①辰②巳③午④未⑤申⑥酉❼戌(いぬ)
甲辰の天剋地冲は庚戌



天剋は天干の七殺でしたが
地冲は地支の七殺です。

然し七殺七冲って言わないんだな。

以上
最後まで読ん頂きありがとうございます
m(__)m


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