今回はMaNgaというバンドのHint Kumaşı(ヒント・クマシュ:インドの布)という歌を訳しています。
上の写真は、収録アルバム”ışıkları söndürseler bile”(彼らが光を消したとしても)のジャケットです。
音楽は・・純粋にかっこいい感じの曲です。
そして、PVにでてくる女があまりにも性格悪すぎて、冴えないメガネ君に感情移入してしまいました。
こういうたぐいの女性をトルコ語で”Tiki Kızlar”(ティキ・クズラル:ジャラジャラ女子)といいますが、
その説明は歌詞の下に載せてありますので、もしよければ見て下さい。
歌詞からいえることは・・
「出会い系サイトに綺麗な自撮り写真を乗っけてアヒル口してるような女には、あまり期待しない方がいい」
「ヤバいと思ったら別れてしまえ」ということなのでしょうか。
「写真では綺麗やなのに、現実では・・・orz。ヤバい耐えられへん、はよ、別れましょ。」 みたいな。
曲中劇のセリフやMVからはなんだかそういうことが読み取れてしまいます・・
今回の曲は、MaNgaで”Hint Kumaşı”です
それでは、どうぞ^^
Nerenin havası bu güzelim ah
ああ 美しいそこの君は どこの大気をまとっているのか
Hint Kumaşı mı kalmış şu devir de
(素敵な)インドの布がこの時代にも残っていたのか
Sana benden bir tavsiye gel
君に僕から提案があるんだ 来てくれ
İnceldiği yerden kopalım biz
狭まりゆくこの場所から 僕たちはお別れしよう
Nerenin havası bu güzelim ah
ああ 美しいそこの君は どこの大気をまとっているのか
Hint Kumaşı mı kalmış şu devir de
(素敵な)インドの布がこの時代にも残っていたのか
Sana benden bir tavsiye gel
君に僕から提案があるんだ 来てくれ
İnceldiği yerden kopalım biz
狭まりゆくこの場所から 僕たちはお別れしよう
Güzel günler geçti çabucak
素敵な日々は足早に過ぎ去った
Yakında büyük fırtına kopacak
もうすぐ大きな嵐がやってくる
Güvendiğin dağlar önce seni yutacak
安全だと信じていた山々が まず君を飲み込む
Kendini prenses mi sanıyorsun
君は自分のことをお姫様だと思っているのかい
Sarayına soytarı mı arıyorsun
お城で道化師を探しているのかい
Ben taktım o ismi sana çok yanılıyorsun
僕は君にその名前を付けた 君は間違っている
Seni kimler doldurmuş
君を誰が満たしたのか
Kimler senden medet ummuş
誰が君から助けを求めたのか
Hiç dönüp arkana baktın mı dalkavuklar doluşmuş
後ろを振り返ったことはあるかい 媚びへつらう奴らがたむろしている
Beni kimler hor görmüş kimler benden üstünmüş
誰が僕を見くびったのか 誰が僕の上に立ったのか
Sonunda olan bize olmuş
最後に残ったものは 僕たちに対して向けられていた
Nerenin havası bu güzelim ah
ああ 美しいそこの君は どこの大気をまとっているのか
Hint Kumaşı mı kalmış şu devir de
(素敵な)インドの布がこの時代にも残っていたのか
Sana benden bir tavsiye gel
君に僕から提案があるんだ 来てくれ
İnceldiği yerden kopalım biz
狭まりゆくこの場所から 僕たちはお別れしよう
Nerenin havası bu güzelim ah
ああ 美しいそこの君は どこの大気をまとっているのか
Hint Kumaşı mı kalmış şu devir de
(素敵な)インドの布がこの時代にも残っていたのか
Sana benden bir tavsiye gel
君に僕から提案があるんだ 来てくれ
İnceldiği yerden kopalım biz
狭まりゆくこの場所から 僕たちはお別れしよう
Kanma masallara gerçek değil
おとぎ話を信じるな ホントの話じゃないんだ
Aklını başına al haddini bil
馬鹿な真似をするな わきまえろ
İstersen kal istersen git kapı açık
いたいならいろ 行きたいなら行け ドアは開いている
Sabır küpü gibi bir halim mi var
僕が置かれた状況は ルービックキューブみたい(に難しいもの)なのか
Bu ilişki artık kalbe zarar
この関係はもう心臓に悪い
Bundan sonra herkez
これより先はみんな
Kendi yoluna bakar
自分の行く道を見てるんだ
Seni kimler doldurmuş
君を誰が満たしたのか
Kimler senden medet ummuş
誰が君から助けを求めたのか
Hiç dönüp arkana baktın mı dalkavuklar doluşmuş
後ろを振り返ったことはあるかい 媚びへつらう奴らがたむろしている
Beni kimler hor görmüş kimler benden üstünmüş
誰が僕を見くびったのか 誰が僕の上に立ったのか
Sonunda olan bize olmuş
最後に残ったものは 僕たちに対して向けられていた
Nerenin havası bu güzelim ah
ああ 美しいそこの君は どこの大気をまとっているのか
Hint Kumaşı mı kalmış şu devir de
(素敵な)インドの布がこの時代にも残っていたのか
Sana benden bir tavsiye gel
君に僕から提案があるんだ 来てくれ
İnceldiği yerden kopalım biz
狭まりゆくこの場所から 僕たちはお別れしよう
Nerenin havası bu güzelim ah
ああ 美しいそこの君は どこの大気をまとっているのか
Hint Kumaşı mı kalmış şu devir de
(素敵な)インドの布がこの時代にも残っていたのか
Sana benden bir tavsiye gel
君に僕から提案があるんだ 来てくれ
İnceldiği yerden kopalım biz
狭まりゆくこの場所から 僕たちはお別れしよう
#-Herhalde bana ait olan bir şeyi öğrenmek hakkımdır.
多分 あたしに関わることについて 教えてもらうことは あたしの権利なんだわ
#+Hayır, Sana ait bir mesele değil bu. Resminle benim aramdaki bir durum seni
ilgilendirmez.
いいや、君には関係のないことなんだ、これは。 君の写真と僕の間にあることについて、君が関わることは無いんだ
Ben senin resmine aşığım. Ben senin resmine değilde sana aşık olsaydım o zaman ne olacaktı?
僕は君の写真が大好きだ。 僕が君の写真じゃなくて君自身に恋をしていたのなら、どうなってただろうか
Belki bir kere bile bakmayacaktın yüzüme. Belkide alay edecektin sevgimle.
多分君は僕の顔を一度たりとも見なかったんじゃないかな。 そして多分僕の愛をからかったんじゃないかな。
Halbuki resmin bana dostça bakıyor. Ve ebediyen bakacak.
でも君の写真は僕を親友のように見ているんだ。永遠に見てくれるんだ
Nerenin havası bu güzelim ah
ああ 美しいそこの君は どこの大気をまとっているのか
Hint Kumaşı mı kalmış şu devir de
(素敵な)インドの布がこの時代にも残っていたのか
Sana benden bir tavsiye gel
君に僕から提案があるんだ 来てくれ
İnceldiği yerden kopalım biz
狭まりゆくこの場所から 僕たちはお別れしよう
Nerenin havası bu güzelim ah
ああ 美しいそこの君は どこの大気をまとっているのか
Hint Kumaşı mı kalmış şu devir de
(素敵な)インドの布がこの時代にも残っていたのか
Sana benden bir tavsiye gel
君に僕から提案があるんだ 来てくれ
İnceldiği yerden kopalım biz
狭まりゆくこの場所から 僕たちはお別れしよう
İnceldiği yerden..
狭まりゆくこの場所から
İnceldiği yerden kopalım biz şimdi..
狭まりゆくこの場所から僕たちはお別れしよう 今
#-Cevap vermeyecek misin bana? yoksa gerçeği söylemekten korkuyor musun?
あたしの質問に答えないつもりなの? もしくはあなた、ホントの事を言うのが怖いのかしら?
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(おまけ)Tiki Kızlarについて
昨今トルコでもTwitter・Facebook・Instagramの普及が激しく、
日本と同じように自撮りをしては、自分の顔をSNSにアップするという人が増えています。
これだけなら全然問題ないのですが、これにとどまらず、
「美しさ」「可愛さ」をめざすために、がっつりメイクをして、
いい服やバッグ・靴をかい、アクセサリをジャラジャラさせ、
上のPVのように自己中心的なふるまいをする感じの女子も中にはでてきているわけで・・
こういった種類の女子をトルコでは”Tiki Kızlar(ティキ・クズラル:ジャラジャラ女子)”と呼びます。
彼女たちの話し方もかなり独特で
日本語だと、口をすぼめて声を震えさせるような感じで
「もう~~~~~信じられな~~~~~い」「○○のライブつれてってよおおお~~~~!アレ、超ーーーヤバいからああ~~~~!!」
みたいな感じになるのでしょうか。
実際はこんな感じ(笑)↓
そしてジャラジャラしちゃってる人たち↓(描いてみた)
彼女たちは主にイスタンブルなど、華やかな都会の方に生息していますが、
都市化が進み、裕福な富裕層が華やかなアーバンライフを享受できるようになってきましたが、
一方でこういう「ギャル」っぽい文化が、若者の間ではふつふつと出てきているようで。
これをいいと捉えるか悪いと捉えるかは、読者の人たちにゆだねたいと思います
・・が、外部からこういった異国の文化を発見できるのは、純粋に面白いことで、
途上国が都市化をしていく上で、人々が、そして若者がどんな様子になっていくのか、
その片鱗がちょっと見える例なのかもしれないと僕自身は思っています。
今回は以上です。
また次回、お会いしましょう。
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