コメント
紙
(
241
)
2010-05-23 00:54:50
こんばんは。
iPadが、案外、ニュースにならないのが不思議な感じがしている位なのですが、製紙会社の方々から話を聞くと、結構な危機感を持っているようで。。。
現在、製紙会社は家庭紙と産業用板紙が収益の柱になってしまっています。
ただでさえ収益力の落ちている新聞、雑誌部門に与える影響は、どれほどのものか。
講談社が、京極夏彦さんの小説を紙では1700円、電子ブックでは700円とする事を発表。
「じゃあ、板紙を値上げだっ!」とならなければいいですけど。。。
電子書籍の普及
(
としたか
)
2010-05-23 15:03:05
こんにちは。
iPadの今回日本発売分は早々に予約で埋まってしまい、次の売り出しについては未定のままです。だからでしょうか、宣伝もなく、あえて静かにしているように見えますね。
iPadやキンドルが普及すると京極さんのような例は増えていくと思います。そうなると紙の書籍の流通量はさらに減ることになるでしょう。そこで「板紙を値上げ」するかどうかは、自分にはわからないのですが、書籍、雑誌、新聞の需要に頼るのは危険で、新しい需要を作り出していきたいところですね。また考えましょう。
インターネットテレビ...
(
七氏井
)
2010-05-26 16:02:49
実は、こればかりは少々憂鬱な気持ちがするのです。
小豆網あたりが代表的かと思いますが現在の動画サイトの隆盛を支えているのは
商業作品の違法アップロード(平たく言えば盗品)なわけですね。これのあおりで
海外販売のアニメーションDVDは既に壊滅状態です。ネットテレビは、いわば
「盗品」を「お茶の間で家族揃って」見られる状態にするわけで、極論すれば一種
のモラルハザードではないかと思います。もちろん様々な対策は打たれるでしょう
けど、一方パクる側の技術力にも凄まじい物があります(さるアニメーション
作品ですと、制作者側が“業を煮やして”付けた画面下方四分の一の広さに流れる
警告字幕がアップ時に綺麗に取り去られていたりします。松田様の会社の若手の方で
したら「ああ、あの事か」とピンとこられる人がいるかもしれません^^;)
そうした所の調和が崩れない形での発展を心から切望しています。
確かにそうですね。
(
としたか
)
2010-05-27 00:05:23
七氏井さん 確かにそうですね。
YouTubeにはまだ法的に解決していない部分が多すぎて、その利用を公然とブログに書くのもいががなものか、という気がしますね。失礼いたしました。
近い将来、そういう法的な問題も解決して、名実共に「インターネットテレビはすごい」と言われるようになるといいですね。
個人レベルの違法コピーについては、車の飲酒運転がゼロにならないように完璧にゼロにするのは難しいですよね。今は無法地帯のようになってしまっているので、モラル教育や法体系の整備も含めて、改善させていきたいところです。
今、こう言っている今も、いい面でも、悪い面でも進行していますよね。どちらの面も、誰にも止められないって感じになってきましたね。
「映像」つながりで....
(
七氏井
)
2010-05-28 00:42:24
本日、某映画のDVDを購入・視聴してみたのですが、映像特典の(CG)
制作映像を見て、正直たまげました。CG(デジタル)で動画をシミュレ
ートしながら要所々々で制作者が感性(アナログ)でタイミングを取り、場
面を完成させていく過程では両者が完全に合体していました。プロフェッシ
ョナルのセンス・技術を情報ツールがサポートするとこんな凄いものが出来
るのか(もし昔ながらの手作業で場面の試行を...労力的に不可能!)と、
本編に勝るとも劣らず感動しました。こうした練り上げられた技術は現在は
専門家に限定されているものでしょうけど、スマートフォンやIpadはそ
れを「誰にでも」「いつでも」「すぐに」届ける事ができて、しかもそれに
対する「返答」を即時に返せる可能性を持っておりますね。その返信を参考
にして、今までとは比べ物にならない速度でサービス内容を改良していけれ
ば・・・・・いったいどんなジャンルで、どんなニーズに対応したサービス
の需要が起きてくるのか、それを考えると胸の中から湧き上がってくる物があります。
一応印刷物を作っている業界の末席にいますので、Ipadは間違いなく脅威
なのですが、それ以上に「いかなるサービスを持って顧客のまだ見ぬニーズ
に応えるか」を考え抜かなければならないな、と自身を戒めたく思いました。
これからの印刷物
(
としたか
)
2010-05-28 02:58:24
七氏井さんは印刷、製本、出版などの関係のお仕事をされているのですね。iPadの出現はこちらの業界には脅威との見方が一般的ですが、視点を変えると大きなチャンスとも言えると思います。
先日読んだ本に「コンテンツのマイクロ化」ということが書かれていました。書籍に先行して激変に見舞われた音楽業界を参考にするとわかりやすいのですが、音楽はアルバムの中の曲をバラバラに販売し、ユーザー独自のアルバムが作れるようになりました。
書籍でその対応をやれるようする。紙のままでは難しいですが、デジタルコンテンツにしてiPad対応にすれば可能です。ある雑誌の「この記事だけほしい」という要望に応えるのですね。そういうコンテンツが増えるとユーザーはたとえば「自分だけのオリジナル京都旅行ガイド」が作れたり・・・。
書籍もコンテンツごとに販売できる体制構築が望まれると思います。もちろん紙のこれまでの本も売れると思います。デジタル・アナログの二刀流で勝負 なのかなって思っています。
Unknown
(
七氏井
)
2010-05-30 13:28:25
>音楽はアルバムの中の曲をバラバラに販売し、ユーザー独自のアルバムが作れるようになりました。
これを新聞に応用すると(例えば、月ぎめ定額料金で自由に対象新聞記事を
ピックアップできるとかなら)、自身に興味のある専門誌の記事を横断的に
配信予約した上で毎日Ipad上に表示させる、リアルタイム情報専門の
パーソナルデータベースといったものを構成できそうですね(専門誌系の記
事って読みたい記事とそうでない記事との差が極端ですし、建築関連の情報
なんかだと他の業界ジャンルとの関連性が非常に高いですから、事前に取捨
選択できると凄く読みやすくなると思います)。
最も、携帯端末でなによりありがたいのは誤動作の可能性が極端に低くなっ
た事かもしれませんね。初期のパソコンの時は、「得体の知れない画面になっ
た→パニック→電源ボタン→ディスク飛んだ(泣)」がざらにあったし^^;
Apple社の構想力の凄さは今後予想されるインパクトを考えると「偉大」
といって過言で無いですね。
最も、中国では早くも「Iped」なるパクリ(というより完全に海賊品でしょ
(苦笑))商品が出ているそうで・・・・・
Ipadのハード自体は既存の技術部品で構成可能(というか、ほぼ全部中・
台・韓・日の部品)ですから、もしかして極近い将来、Apple最大のライ
バルは中国のどこか、なんて事になるかもしれませんね。
既存のメディア
(
としたか
)
2010-05-30 21:15:27
中国のコピー版のiPad、ひどいですよね。よく臆面もなく、という感じですが、こればかりは自分たちではどうにもならない世界ですね。
今、既存のメディアは「いかにしてコンテンツに課金するか」を考えないといけないのでしょうね。ネット時代にふさわしい質の高さが求められます。
システム業界は、BtoB、BtoCで大きく違ってきますが、やはり課金のしくみと売り方がポイントになってくるような。。。
当のグーグルは今でも97%を広告収入で稼ぎ出し、150以上の無料サービスを展開中。
難しい時代ですが、お互いこれをチャンスととらえてがんばっていきましょう。
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iPadが、案外、ニュースにならないのが不思議な感じがしている位なのですが、製紙会社の方々から話を聞くと、結構な危機感を持っているようで。。。
現在、製紙会社は家庭紙と産業用板紙が収益の柱になってしまっています。
ただでさえ収益力の落ちている新聞、雑誌部門に与える影響は、どれほどのものか。
講談社が、京極夏彦さんの小説を紙では1700円、電子ブックでは700円とする事を発表。
「じゃあ、板紙を値上げだっ!」とならなければいいですけど。。。
iPadの今回日本発売分は早々に予約で埋まってしまい、次の売り出しについては未定のままです。だからでしょうか、宣伝もなく、あえて静かにしているように見えますね。
iPadやキンドルが普及すると京極さんのような例は増えていくと思います。そうなると紙の書籍の流通量はさらに減ることになるでしょう。そこで「板紙を値上げ」するかどうかは、自分にはわからないのですが、書籍、雑誌、新聞の需要に頼るのは危険で、新しい需要を作り出していきたいところですね。また考えましょう。
小豆網あたりが代表的かと思いますが現在の動画サイトの隆盛を支えているのは
商業作品の違法アップロード(平たく言えば盗品)なわけですね。これのあおりで
海外販売のアニメーションDVDは既に壊滅状態です。ネットテレビは、いわば
「盗品」を「お茶の間で家族揃って」見られる状態にするわけで、極論すれば一種
のモラルハザードではないかと思います。もちろん様々な対策は打たれるでしょう
けど、一方パクる側の技術力にも凄まじい物があります(さるアニメーション
作品ですと、制作者側が“業を煮やして”付けた画面下方四分の一の広さに流れる
警告字幕がアップ時に綺麗に取り去られていたりします。松田様の会社の若手の方で
したら「ああ、あの事か」とピンとこられる人がいるかもしれません^^;)
そうした所の調和が崩れない形での発展を心から切望しています。
YouTubeにはまだ法的に解決していない部分が多すぎて、その利用を公然とブログに書くのもいががなものか、という気がしますね。失礼いたしました。
近い将来、そういう法的な問題も解決して、名実共に「インターネットテレビはすごい」と言われるようになるといいですね。
個人レベルの違法コピーについては、車の飲酒運転がゼロにならないように完璧にゼロにするのは難しいですよね。今は無法地帯のようになってしまっているので、モラル教育や法体系の整備も含めて、改善させていきたいところです。
今、こう言っている今も、いい面でも、悪い面でも進行していますよね。どちらの面も、誰にも止められないって感じになってきましたね。
制作映像を見て、正直たまげました。CG(デジタル)で動画をシミュレ
ートしながら要所々々で制作者が感性(アナログ)でタイミングを取り、場
面を完成させていく過程では両者が完全に合体していました。プロフェッシ
ョナルのセンス・技術を情報ツールがサポートするとこんな凄いものが出来
るのか(もし昔ながらの手作業で場面の試行を...労力的に不可能!)と、
本編に勝るとも劣らず感動しました。こうした練り上げられた技術は現在は
専門家に限定されているものでしょうけど、スマートフォンやIpadはそ
れを「誰にでも」「いつでも」「すぐに」届ける事ができて、しかもそれに
対する「返答」を即時に返せる可能性を持っておりますね。その返信を参考
にして、今までとは比べ物にならない速度でサービス内容を改良していけれ
ば・・・・・いったいどんなジャンルで、どんなニーズに対応したサービス
の需要が起きてくるのか、それを考えると胸の中から湧き上がってくる物があります。
一応印刷物を作っている業界の末席にいますので、Ipadは間違いなく脅威
なのですが、それ以上に「いかなるサービスを持って顧客のまだ見ぬニーズ
に応えるか」を考え抜かなければならないな、と自身を戒めたく思いました。
先日読んだ本に「コンテンツのマイクロ化」ということが書かれていました。書籍に先行して激変に見舞われた音楽業界を参考にするとわかりやすいのですが、音楽はアルバムの中の曲をバラバラに販売し、ユーザー独自のアルバムが作れるようになりました。
書籍でその対応をやれるようする。紙のままでは難しいですが、デジタルコンテンツにしてiPad対応にすれば可能です。ある雑誌の「この記事だけほしい」という要望に応えるのですね。そういうコンテンツが増えるとユーザーはたとえば「自分だけのオリジナル京都旅行ガイド」が作れたり・・・。
書籍もコンテンツごとに販売できる体制構築が望まれると思います。もちろん紙のこれまでの本も売れると思います。デジタル・アナログの二刀流で勝負 なのかなって思っています。
これを新聞に応用すると(例えば、月ぎめ定額料金で自由に対象新聞記事を
ピックアップできるとかなら)、自身に興味のある専門誌の記事を横断的に
配信予約した上で毎日Ipad上に表示させる、リアルタイム情報専門の
パーソナルデータベースといったものを構成できそうですね(専門誌系の記
事って読みたい記事とそうでない記事との差が極端ですし、建築関連の情報
なんかだと他の業界ジャンルとの関連性が非常に高いですから、事前に取捨
選択できると凄く読みやすくなると思います)。
最も、携帯端末でなによりありがたいのは誤動作の可能性が極端に低くなっ
た事かもしれませんね。初期のパソコンの時は、「得体の知れない画面になっ
た→パニック→電源ボタン→ディスク飛んだ(泣)」がざらにあったし^^;
Apple社の構想力の凄さは今後予想されるインパクトを考えると「偉大」
といって過言で無いですね。
最も、中国では早くも「Iped」なるパクリ(というより完全に海賊品でしょ
(苦笑))商品が出ているそうで・・・・・
Ipadのハード自体は既存の技術部品で構成可能(というか、ほぼ全部中・
台・韓・日の部品)ですから、もしかして極近い将来、Apple最大のライ
バルは中国のどこか、なんて事になるかもしれませんね。
今、既存のメディアは「いかにしてコンテンツに課金するか」を考えないといけないのでしょうね。ネット時代にふさわしい質の高さが求められます。
システム業界は、BtoB、BtoCで大きく違ってきますが、やはり課金のしくみと売り方がポイントになってくるような。。。
当のグーグルは今でも97%を広告収入で稼ぎ出し、150以上の無料サービスを展開中。
難しい時代ですが、お互いこれをチャンスととらえてがんばっていきましょう。