山手線で思う

東海道新幹線から山手線に乗り換える。息を切らせて飛び乗った車両の中刷りは・・・。なんと一両まるごと完全にアビバにジャックされていた。

アビバはかつてド派手なＴＶＣＭを打ちまくり、卒業すればプロのインストラクターとして活躍できるような錯覚を与えて集客し、いい加減なレッスンを提供して受講者の評判を落とし、経営が傾いた会社だ。

当時、産業再生という美名のもとに でたらめな企業の借金を棒引きさせたり（債権放棄）、不要となった銀行に税金を投入したり（公的資金投入）する悪政が行われていた時期だった（→　その頃のこと）。アビバは産業再生の指定を受け、今はベネッセの子会社になっていて、息を吹き返しているのだろう。



あれからだいぶ時間もたち、ほとぼりも冷めたから、こういうおもしろおかしい広告もうてるようになったってことかな。ただ、同じようにパソコン教室を経営してきた自分からすると、こういうのを見せつけられると当時の釈然としない気分がぶりかえしてくる。あれから日本中で何軒のパソコン教室が産業再生のかけらもないまま倒産、廃業したのだろう。公正ではなかったと思う。

自分はパソコン教室は取り組んできたけれども、パソコン教室という地域密着事業を全国展開していく夢はあきらめている。「子どものパソコンスクール キッズガーデン」という教室をフランチャイズ方式で広げることに注力していた時期もあったけど、去年の暮れ 本部であるキッズガーデン焼津校を閉校し、その事業から撤退した。

教育・保育分野は好きだし、良くしていきたいという気持ちは強い。

今は、幼稚園・保育園や小中学校のＩＴ活用を支援する電話サポートやホームページの制作、園児管理システムなどを提供していくことで、園や学校に貢献していきたいと思っている。

日本一親切なコールセンターをベースに、様々なＩＴシステムを提供し、この分野で日本一になります。

はやくそういう報告がこのブログでできるように頑張ります。
社員やパートナーの方々と知恵を出し合い、行動にうつしていきます。
1人でも多くの先生方に喜んでいただけるように明るく事業に邁進していこう。