満更でもない新城空手

こんにちは。

5月の審査から随分時間が経過しておりますが、

昇級者の帯も揃ったことで、生徒達に昇級記念カードがようやく渡せました。

八名支部では昇級する度に、記念にカードを作ってプレゼントしています。

ふと、前回合格時の写真と見比べると、たった数ヶ月しか経っていないのに、

思ったより成長しているので驚きます。

大人っぽい顔つきになっていたり、軸がしっかりしていたり。

だいぶ恒例になっているので、撮影時にリラックスしてる者もちらほらいるし、

カードを楽しみにしている者もいるようなので、自分達の成長の証として、

けっこう満更でもないようです？

カードに写る顔、稽古中の顔にしても、日々の空手稽古が

自分自身を認め、良い表情に繋がっていたなら、指導員としては一安心。

逆に生徒の表情が曇っている時は、不安や迷いといった要素を抱えている合図。

不安を減らすか、あえて背中を押すか、その時こちらで出来る事は何なのか考えます。

不安が心にブレーキをかけている時は、ハードルを下げて、動きやすくしたり。

うまく次に繋がることもあるけれど、

その後、甘えが出てしまうパターンもあります。

やきもきするけれど、3歩進んで2歩下がる的な・・・

ただ、表面的な波は誰にでもあって、客観的に全体を見渡すと、

不安が出ても、ハードルを下げても、甘えが出ても、

それでもコツコツ続ける者は、結果的に良い顔をしているように感じます。

その裏には、生徒のご家族が背中を押している姿も見受けられます。

信じて背中を押すこと、続けなければ見えない世界もあるもの。

押忍