■涙をたばねて / 小川範子 (トーラス)
昨日、現在放送中のNHKの朝ドラ「カムカムエヴリバディ」で深津絵里がミスキャスト!
と断言したサイケおやじが、それじゃ~、お前は誰がヒロインならば納得するんだっ!?
そ~詰問された場合の答えのひとつが、昭和62(1987)年当時の小川範子です。
なにしろ、その面立ちが掲載したシングル盤のジャケ写ポートレートで一目瞭然!
ヒロイン・るいの母親・安子=上白石萌音のイメージをしっかりと受け継いでいるばかりか、劇中の人物像に設定してある、暗い少女期を過ごした内省的な18歳にジャストミートじゃ~ありませんか (^^)
もちろん、異存はございましょうが、サイケおやじは小川範子が演じるヒロイン・るいに様々な妄想(?)を抱いてしまいますねぇ~~ (^^;
そして、それはそれとして、あらためて本日は掲載のシングル盤A面曲「涙をたばねて」に針を落としてみれば、これが作詞:川村真澄&作曲:中崎英也が提供したミディアムテンポの青春アイドル歌謡ポップスで、甘酸っぱい歌詞の世界に胸キュンのメロディラインもニクイばかりなんですが、小川範子の幼さが抜けきらない声質の切迫感が滲む節回しが実にナチュラルでありながら、絶妙の芝居っ気を感じさせるあたりが高得点 (^^♪
時代の要請(?)から、萩田光雄のアレンジはキーボード主体のデジタルサウンドになっているんですが、それゆえに小川範子のボーカルにせつなさが表出している感さえあるんですから、たまりません♪♪~♪
以前にも述べたとおり、サイケおやじにとっての小川範子はリアルタイムのアイドルではなく、完全なる後追いではありますが、彼女の輝きは失せる事が無いと信じるばかりです、恥ずかしながら (^^;
ですから、このジャケ写ポートレートを眺めていると、「額に大きな傷跡が残ったヒロイン・るい」は彼女こそ相応しいと重ねて思いつめてしまうわけですよ (^^;
皆様は、いかがでございましょうか?
ということで、そんなこんなの妄想は他人からすれば失笑の対象でありましょう。
しかし、本人にとっては常に本気であり、だからこそ脹らむのが妄想という心の豊かさの表層じゃ~ないでしょうか。
苦しい言い訳ではありますが、サイケおやじは、本気です (^^;