この写真は以前撮影したものですが、
「天野川」に掛かる「逢合橋」
織姫星と牽牛星が出会う橋?
ウチら辺りには七夕伝説ってのがあります。
枚方市と交野市で、どっちが本家やー なんてお互いもめていた(ウソ)こともあったようですが・・・
とりあえずはそれぞれの地にそれらしい地名が残っていたりします。
なんせ「星のまち・交野」なんて謳っていますもん。
高速道路の表示板もこんなんやし。
それっぽい地名、名称。
天野川(市内の真ん中を流れる川です)、天野が原、星田、天田の宮、星田神社、星田妙見宮
ちょっと考えただけでこんだけ出てきます。
枚方市には「牽牛石」があるそうだし・・・
こちら交野市には織姫を祭る「機物神社」があります。
車で逢合橋を走行中パチリ。
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ここで、ちょっと他力本願
桓武天皇が長岡京に遷都され、交野の柏原の野(現在の枚方市片鉾の西南)において、北極星を祀って、都の移転という大事業ができたことを祈られた。これを機にことあるごとに天(北極星)を祀られたのである。
それから、桓武天皇はたびたび交野が原に行幸され、狩猟を楽しまれた。それによりその下の皇族や宮廷人たちも続々交野が原に来ることになったのである。
この頃は都で催される歌合せ(和歌)で競っていたので、あらゆるところに題材を求めた。当時は天体を敬い、それを美化する風潮があったので、交野が原においても水枯れた砂礫ばかりの川床を夜空の星の連なる天の川になぞらえ甘野川を天野川と改名した。
また、用水不足で稲作ができなかった乾し田を星田と変え、交野忌寸一族が祀った機織の社(天棚機比売大神(あめのたなばたひめのおおかみ)、栲機千々比売大神(たくはちちぢひめのおおかみ)を主神として機物の祖先を祀った)を天界に神を求め、天の川に輝く織女星すなわち棚機女(たなばたつめ)として和歌を創ったのである。
また、稲作地に最も適したあま田の神を大空の天田を耕す神、牽牛星(ひこぼし)をあて、天田の宮と称したのである。
中国のたなばた伝説からこの天野川にかかる橋を「かささぎ橋」と名づけ、天の川、織女星、牽牛星などと一緒に「たなばた伝説」の環境が整ったのである。
日本全国、七夕祭りが盛んな地域は数多くありますが、平安の昔から私たちの故郷・交野ヶ原のように地域全体が七夕と星・天体に関連した地名や伝承に彩られているゾーンは他所にないと思います。
我が国における七夕伝説・星祭りの発祥の地と言えるでしょう。
「交野ヶ原」は、枚方市、交野市に渡るなだらかな丘陵で、天野川より北、生駒山系(の北端)の西、石清水八幡宮の小さな山より南に広がる枚方丘陵一帯を指して呼ばれたらしい。桓武天皇が延暦2年(783)に行幸して鷹狩りをされて以来、平安貴族たちに遊猟地として愛され、また特に春には桜狩りが楽しまれた
今でも天皇以外は入ってはならないということから禁野(「天皇以外はこの地に入る事を禁ず」の場所)の地名が残っている。遊猟は単に狩を行うだけではなく、礼儀の場であり、遊宴の場でもあった。淀川の中流地帯は宮廷人の行楽地となった。
藤原俊成 (新古今和歌集)
この歌は、交野の名が出てくる歌の中で、最も有名なものである。
桓武天皇が広く山野を駆けて鳥獣を楽しんだとされ、交野への行幸は十数回に及んでいる。天皇の遊猟がある度に、その下の皇族や宮廷人達も続々と交野が原に来ることになった。その結果として「交野」が文学に数多く残ることとなったのである。また、各地の地名も今に残るものが少なくない。
藤原俊成の歌でもある”桜の名所“と”天の川”は歌枕にもなっている。
(交野市星のまち観光協会HPより)
こんな意見も・・・
市内を流れる天の川を、空の天の川と照らし合わせて、織姫星のある場所に機物神社、彦星のある場所に星田神社があると言われています。
また、星田妙見宮(小松神社)には、織姫石と呼ばれるご神体の岩があって、ここの七夕祭りも盛大です。
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それから・・・・
大阪府枚方市と交野市には、平安時代の和歌で「天の川」になぞらえられた天野川が流れる。
織姫を祭る「機物神社」や「牽牛石」もあり、七夕伝説とゆかりが深いとされる。
それなのに、七夕祭りといえば 仙台市や神奈川の平塚市のほうがメジャー。
なんせ毎年150万~200万人の人出というが、こちらの「機物神社」は2万人。
交野市の担当者は「歴史的には本家なのに」と悔しがる。
知名度アップを図ろうと、枚方、交野両市は共同で七夕イベントを企画。
枚方のゆるキャラ「ひこぼしくん」が京阪電車で交野のゆるキャラ「おりひめちゃん」に
会いに行き、初の逢瀬をかなえた。
しかし、2体ペアでの今後の活動について、両市とも「あまり頻繁に会うと値打ちがない」と消極的。
伝説の制約はあるかもしれないが、街おこしのためには、自治体もキャラも、もっと親密になってほしい。
なんて、新聞のコラムで取り上げてもらったり・・・
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そんな、こんなですが田舎町に2万人は大騒ぎ?
昨日、今日と近所の機物(はたもの)神社は大変な賑わいです。
そして・・・ここの宮司は97歳・・・・・そこが一番すごかったりして・・・
なんだか地名に「星」ってつくだけで、ロマンチックな印象になりますね(笑)
アピールが足りなさすぎ
伝説っぽいのはいっぱいあるのに・・・
原チャのナンバープレートも「おりひめちゃん」なのに・・・
ついでに「星のブランコ」なんて結構長いつり橋があったりします。
甘野川、乾し田、改名前を聞くと普通なんやけど・・・(^_^ゞ
京阪電車で逢いに来るってのもイイですね♪
星のブランコ!?・・・それって星のフラメンコの洒落?
実は・・・そうなんです。
同じ読みなのに字を変えるとこんだけそれっぽくなる?
「星のフラメンコ」
また古そうなことをおっしゃる。
そんなん知ってる人おらんでー
西郷輝彦なんて知らんわー
今度UPしてくださいよ。(^^/
違うんです。
ウチのは2台とも普通のナンバープレート。
限定だったのでタイミングが合わず
街ではよく見かけるのですが・・・・