晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

環境対応をデータ化

2018-04-26 06:12:59 | じねんじょ
雨が上がれば爽やかな春の風が里山を吹き抜けました。
そんな風に乗ってまだお宿を決めきれないのか、
燕のカップルがしきりに玄関横の軒先にやってきます。

玄関の上には糞害防止のためにネットを張っていますが、
そこ以外は巣作りOKなのに作るまで至っていません。


自然薯を栽培する畑の地温と肥料の流出度合いを、
愛知県農業試験場が研究しており、
データをとる圃場として私の栽培畑を提供しています。


雨が上がった昨日の午後に、
試験場と農業改良普及所の県職員さんたちが来宅され、
地温計測器と肥料を埋め込みました。


肥料は三種あって一ヶ月ごとに取り出して六ヶ月のデータをとります。
この地は海抜50mちょっとで愛知県内の平地の中の中山間地にあたります。
美味しい自然薯を作るため、
科学的な検証をしながら官民合同で研究していきます。


< 自然と科学で羽ばたけ薯づくり >
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
すごいですね (桑畑)
2018-04-26 13:52:49
まだ燕見てないです。意識してないだけかな。
今度意識しましょ。かわいいけど糞害防止もわかります。

なるほど
肥料の流失の度合い
試験場は頼もしいですね。
これで方向性がわかるのかな。流失は何か機械で測定するのでしょうか。肥料がよく効けばバッチリですね。期待してます。

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難しい (しまそだち)
2018-04-26 16:40:32
凄いデーターを集めているのですね
農家には 知りたい情報でしょうね

久しぶりに桑畑さんのお名前を拝見して ブログにもお邪魔してまいりました
かれこれ 1年ぶりですね

実家のツバメ 今年のカップルは リフォームでは亡くて
新築の巣です
未だ 半分くらいの完成度ですが、頑張ってます

これから 燕同士の巣の取り合い、カラスに襲われたりと
いろいろ試練はありましょうが
無事 南へ帰るまで 支えましょう





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桑畑さんへ (晴耕雨読なくらし)
2018-04-26 17:27:41
愛知県にはじねんじょ栽培を応援するチームがあって、
様々な角度から研究と改良してくれています。
更に県の農業改良普及員さんも、
日常的に指導してくれています。
ここまでやってくれているんだから、
もっと成果を出さなくちゃですね。

見たことないけど肥料は一ヶ月づつ取り出して、
流出度を計測する計器があると思います。
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しまそだちさんへ (晴耕雨読なくらし)
2018-04-26 17:34:03
桑畑さんの登場は嬉しいですね。
フェイスブックへはちょっと前から投稿されていたので、
ブログへも間近いかなと思っていました。

燕さん軒下には巣を作りづらいのかな。
作業小屋の入口を開けておくと、
入り込んで中々出ていってくれません。
流石ここは食品を扱うので、
巣作りを認めることができません。
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