晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

「小暑」と「温風至」

2021-07-07 06:03:56 | 季節のたより
7月7日は二十四節気の一つ『小暑(しょうしょ)』です。
いよいよ暑さが本格的になる頃という意味です。
セミが鳴き始める頃で小暑から立秋(8月8日頃)までが『暑中』となり、
暦の上では暑中見舞いを出す時期に入ります。
「お中元」もこの頃から7月15日頃までに届けるのかな。

暑中見舞いを送り始める時期については、
小暑からとするものの他に梅雨明けを待って出される方や、
暑さのピークとなる夏の土用(立秋の18日前)を迎えてからとする方も多く、
ネット検索しても明確な決まりはないようです。
但し小生は一度も「暑中見舞い」 を出したことはありません。

併せて今日からは七十二候の一つ『温風至(あつかぜいたる)』です。
温風至とは雲の間から注ぐ陽がだんだんと強くなる頃の意味です。
 梅雨明け頃に吹く風の事を白南風(しらはえ)とも呼ばわれます。 
今の長雨はもう少しの辛抱ですね。

朝の寝覚めは窓を開けて新しい空気を吸い込むのだが、
いつも電線に何かしらの野鳥が留まっている。
今朝は珍しくトンビが大きな体を電線を揺らしながら留まっていた。
「ピィヒョロロ」と鳴き声も聞こえる。
しかもよく見ると左足だけで電線を掴んでいる。
何かあったのだろうか。

鳥たちの朝は早い。
夜明けとともに朝食探しから始まる。
餌は主に動物の死骸やカエル・トカゲ・ネズミ・ヘビ・魚などの小動物を捕食する。
都市部では生ゴミなども食べ、
公園などで弁当の中身をさらうところをテレビで見たことがありますね。
かなり大きいから相当の量を食べなくちゃならないから、
餌探しは大変だろうな。
こうして留まっているのも鋭い眼力で餌探しをしているかもしれない。

< 白南風に鳶見つむは朝餌探し >
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