晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

名古屋から修行に

2023-12-03 06:08:24 | じねんじょ
休みの日は平日と比べると来園されるお客さんの数が多く、
出来るだけ家に居るようにしている。
昨日は仲間が店へ納める冷凍すりおろしを製造に来たので、
その指導をしながら自分の仕事をし、
更に来園されるお客さん応対です。

午後からはこの所何回か来園され自然薯づくりに興味を持ち、
来年自分でも作りたくて掘る状態を見たいと来られた。
丁度こちらも掘り進めているところなので、
手伝ってもらうことにした。

犬山近郊なら我がじねんじょ部会に誘うのだが、
名古屋市内に住み畑もこちらには無いため一諸にはやれない。
種イモも会員以外へは流出しない方針なので、
山口県の政田農園を紹介した。
ここは日本最大のじねんじょ栽培園で種イモをオープンに販売しており、
私もかっては種イモが足りない時に購入したことがある。

ただし作り方の技は熱意さえあれば誰にでも伝授しており、
1時間近くかけてやって来る人にはなおさらだ。

半日で50本近く掘ったが畝によって今回は出来が大きく違った。
目下求めているのが500g超えの良質な薯です。
2本で1.2kg前後にして組み合わせる箱入り贈答用が、
30セット近く注文が来ていて、
後10組つまり20本ぐらい必要なのだ。
これらを取りにこられるのが2週間後なので、
未だ余裕はあるが早く用意しておきたいもの。
何本か出てきてホッとしたがまだ足りない。

工場生産のように均一な製品が出来ないのが自然相手の農業です。
更に自然薯は地中に埋まっていて、
掘ってみないと分からないのがミソで奥が深い。
深すぎる。
これからも大いなる期待を込めて掘り続けます。

< 薯づくりの技遥々求めらる >
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