晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

一瞬ドキリ

2018-10-21 06:16:54 | 季節のたより
今朝は一段と寒い。
と言っても真冬の比でないが体感として、
日に日に寒くなっていく感じです。
室内の温度計で16.9℃でした。

相変わらず物置の片づけをやっています。
そこは既に今はいない父が自分で建てた農小屋で、
トタンで覆われているが密閉された空間で無い。

17年前に家を新築した時にまだ使えると仮置きしたままの、
陶器やもらいものの茶器などがいっぱいあり、
全て処分しました。
農具も詰め込んでありました。

全て外に出して掃除していたところ、
アシナガバチが柱を歩いているでないか。
周りを探したら巣が棚の中ほどにありました。
それも大きな巣でハチがジッと群がっています。
30cmのところにいたのによくも刺されなかったものです。


殺虫剤でイチコロでしたが50匹はいたのでないだろうか。


何で刺されなかったか調べてみました。
以下ネットからの情報です。

7月から8月頃までは女王蜂の産卵や働き蜂による、
巣づくり・エサ捕り・幼虫の世話など本格的に活動しており、
大人しい性質を持ちながらも攻撃性の増す時期となります。
アシナガバチはスズメバチよりも活動期間が短く、
種によっても異なりますが8月後半になるとオスバチが羽化しだし、
やがて翌年女王蜂となる新女王蜂も誕生し、
9月中旬頃には巣や木の枝などに群がりじっとしていることが多くなります。

オスバチ・新女王蜂が誕生すると巣上にはたくさんの蜂が群がっているため、
爆発的に数が増えたようにも見えます。
10月頃の天気が良い日にはオスバチが集団で飛び回り、
翌年女王蜂となる蜂と交尾します。
交尾を済ませた新女王蜂は樹洞や石の陰など寒さをしのげるような場所を探し、
すぐに越冬場所へと移動します。
今年営巣した巣は来年以降使うことありません。

巣にジッと群がっていたってことは9月中旬以降の状態で、
このところの寒さで外へ飛び立つ機会を躊躇していた状態であったのかな。
いずれにしても襲われなくてよかった。
あんな大群に襲われたら、
今頃呑気にこんなことやっておれなかったでしょう。

< アシナガバチ巣を捨て越冬地へ >



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キリギリス戸にあり

2018-10-20 06:26:47 | 季節のたより
10月18日より七十二候でいう「蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)」の期間です。
キリギリスとありますが、
和暦が造られた江戸時代の蟋蟀とはコウロギのことだとか。

先人たちはこうろぎの動きに例えて季節を感じ取っていたようです。
七月は野原に、八月は宇(う・軒)に、九月は戸口に、そして十月には我が牀(しょう・寝台のこと)下に入る、
とコオロギが次第に野原から家へと侵入してくるさまを描写しています。
旧暦九月は概ね現在の暦の十月中〜下旬になるので、
まさにコオロギは戸口までせまってきます。
これは一歩一歩とやってくる冬の足音の象徴でもあるのです。
(tenki.jpのニュースサイトを参考にしました)

コウロギが戸をたたく音を聴きながら、
味わうお酒は格別ですね。
ビールや氷系から熱燗やお湯割り系にすっかり交代しました。


カラフルに揃えてありますが焼酎は全てイモです。
お湯割りに高級なのはもったいなく1.8ℓ1500円までかな。
梅干しとの絶妙な味のバランスがたまりません。
熱燗は週に一二度気分転換で飲みます。
今夜もコウロギの音を聴きながらいただきましょう。

そうこうしているうちに23日は二十四節気でいう霜降です。
冬はそこまできています。

< コウロギの戸を鳴らす宵美味し酒 >

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香り立つ

2018-10-19 06:16:50 | 季節のたより
10月の半ばとなれば気持ちがムズムズしてくることがあります。
お天気も良しと装備を固めて出かけました。
一年ぶりの山行です。
獣道と思しき坂道を登ること20分くらいか小山の頂に到着です。
久しぶりに汗が吹き出ました。

毎年のことでポイントは限られています。
慎重に山肌を見て歩きます。
9月の台風で倒木がやけに多くかき分けて進みます。
例年初回は空振りが多くダメかと思ったその時、
山の女神が突然目の前に現れました。


素敵な傘ぶりで太さも十分です。
虫に食われたのか傘に穴が開いているけど、
100gはありそうです。
今見つけてあげないと朽ち果てるところでした。


成果は一本のみでしたが今年も会えて大満足です。
長野県では10人以上がキノコ採りで山に入って亡くなられたとか。
当地はそこまで山が深くないし知ったポイントにしか行きません。

ただ歩き始めたところからイノシシが掘り起こした山道を進みます。
いつ遭遇するかしれないため最低限の装備を身につけています。
音で付近から離れさせるにはラジオが一番だがこれ結構大きく重い。
もう一つもしもの時の防御でナタです。
両方で2kgあります。


帰宅して秤に乗せたら丁度100gありました。
楽天で国産松茸の相場をみたら何とキロ当たり8万円もするでないか。
ということは8000円の値打ちがあるってことです。


いただくならこれで食べるのが香りと噛み味を楽しめますね。
傘はさほどでもないが茎のシャキシャキ感はたまりません。
一人占めして申し訳ない食ルポでしたが、
不便な田舎ぐらしの特権と思ってお許しください。


< 猪横眼に香りたつ松茸や >
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切り替え

2018-10-18 06:25:45 | 季節のたより
昨日はスッキリとした青空ではなかったが、
夕方になると夕焼け空を見せてくれました。
今朝は晴れるぞっていう合図ですね。


もう使わないだろうと家じゅうの扇風機を集めて、
水洗い掃除です。
特に羽根と裏側のカバーの汚れが酷いです。
食器洗剤をスポンジに含ませたら綺麗に油汚れが取れました。


乾かしてビニール袋を被せ階段下の物置に仕舞うのだが、
そこには暖房機が鎮座しています。
まだ使わないけど脱衣場とトイレにお出ましさせました。

農小屋を片づけていたら箱の中で珍動物が暮らしていました。
ヤモリ君です。
陽に当たるところを動いていないので真っ白な肌です。
逃がしてやったら瞬く間にどこかへ消えました。
この冬の塒はどこなのだろうと変な心配をしてしまいます。


しばらく屈んで作業をしていたらもう腰が痛い。
一週間前にブロック注射をしてきたばかりなのに、
本当に軟な身体になってしまったものだ。

< 夏冬を交代させて一つ老う >
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やっと会えました

2018-10-17 06:12:07 | 山野草鳥獣花
秋の夕暮れは情緒があります。
ことに陽が落ちる夕焼けはホッとする一瞬です。


先日百舌鳥に会えた記事をアップした折に、
渡り鳥のような表現をしましたが、
調べてみたら国内での移動はあるが基本留鳥でした。

昨日はこれも留鳥ですが久しぶりに会えました。
目の周りを白い輪でくるったメジロです。
10羽ぐらいだろうか集団で木から木へと移動しています。
やっと撮れました。


20枚くらい撮っていいのはこれ一枚でした。
小鳥で動きが激しく兎に角ピントを合わせるのが難しい。
しかも15m以上離れています。
撮ったほとんどが何も写っていないかピントが合っていませんでした。
栗の葉に付いた虫を啄ばんでいるのでしょうか。


留鳥であっても夏はもっと高地の山の中で暮らしているのでしょうか、
秋になると人里に下りてきて私たちを楽しませてくれます。

< モズにメジロ人恋しくて里の秋 >
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