黒猫 とのべい の冒険

身近な出来事や感じたことを登載してみました。

二十日の写真

2014年01月23日 13時26分51秒 | ファンタジー
<同居イヌの「もも」>

 一月二十日の記事に添付した写真について。
 初登場のネコたちの写真を見て、とまどった方がいらっしゃったかな、と思う。この家には、十数年前まで、ヴァロンという名のネコが住んでいた。彼のネコ生は、とののそれの大部分と重なり合っていた。私が、とのを思い出すとき、必ずと言っていいほど、ヴァロンの姿も浮かぶ。それくらい、二匹は私の心の中でかけがえのない存在なのだ。彼らのネコ生に興味のある方は、本ブログ掲載の「黒猫とのの冒険」を参照されたい。
 ヴァロンは、自分の家にやって来た二匹の子ネコの面倒をかいがいしく見た。その二匹というのが、この写真の「どん」と「ひめ」なのだ。いずれも拾われネコで、どんはノルウェージャンの捨てネコ、ひめは近所の飲食店の周りを徘徊していた日本ネコだ。現在、どんは二十歳近い年齢。毎日ストーブの周りで過ごしている。一方のひめも、もう少しで十五才になる。
 どんは女の子だ。ドンとは、一般的に実力者の男イメージなのだが、彼女の名の場合、どん兵衛の「どん」の意味に取るのが正しい。なぜこんなダサい名前になったのか。この家のまだ小学生だった娘たちが、子ネコのために、面白がって名前募集ゲームをした。そのゲームで「どんべえ」と書かれた応募の札が引き当てられてしまった。娘たちは「どんべえ」を女の子につけるのは、いくらなんでもかわいそうだと思った。そこで、べえを削除して「どん」にしたのだ。
 そんなに詳しく知っているのは、このゲームに私も参加していたから。子どもやネコたちとたわいない遊びに熱中するのは、私の特技のひとつ。そんなとき、私は彼女たちの世界に入り込んで自分を見失ってしまう。(2014.1.23)


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