八王子・桃源山 龍泉寺 ぽっくり観音
彼岸中に、西方極楽往生を願い念仏を唱えると、願いがかなうとされてきました。
寝込む事無く,寿命の尽きるまで往生極楽を願う気持ちから 「ぽっくり観音」は、春秋の彼岸中のみ、
お厨子がご開帳になり、お姿を拝めます。
ここ龍泉寺 ぽっくり観音 (水崎観世音)もご開帳とお聞きして、お訪ねしました。
山号の桃源山は北条氏の城があり、多摩丘陵の東はずれが中国の武陵桃源に似ているので名づけられました。
字名(あざ)は水崎といいます。 雨が降ると丘陵の先端から水が吹き出し流れたのだそうです。
そこから、この聖観音菩薩は 水崎観音といわれ、一般的に「ぽっくり観音」と呼ばれています。
水崎観世音 (ぽっくり観音)御開帳 弘法大師作 聖観音菩薩 印
本堂の阿弥陀如来三尊 鎌倉時代 大仏師 康慶(こうけい)作
享保の火災で本尊を焼失、22世の上人が 増上寺から、この本尊を勧請して今にいたっています。 立派です。
御住職 本堂 寺の家紋
八王子 横川町 町の下水栓蓋
八王子三十三観音霊場第十三番札所 です。
有難うございます。
私もつくづくおもいます。
お互い念じましょう・・・。