ネコのヒトビト

ネコにまつわるヒトビトについてのお話等

あたえているようであたえられている

2024-12-10 01:00:25 | 思ったこと
捕獲作戦が不調に終わり、
捕獲機だけが玄関にある

あの軒下で、
大した食料もなく
寒いなか、あのヨレヨレバサバサの毛で
生き延びられるだろうか
そんなことを考えると
なんだか辛くなる
どうして

ルーク(外の猫)も 入りたがる
わかめも入りたがる
セイジも

家の中にも限界がある
保護施設についての本を読んだ
自分でできるかというと
難しい

金で解決できない事が
ここにあるなあと思った
どんなに注いでも、限界があるだろう

せめて、ウレタンの箱をあの 軒下にいるエリカ様の
寝床を置かせてもらえば精神的にらくになるのに


いろいろ考えていたら眠くなって
こたつで寝てしまった
かたわらに
ふくちゃんがきていた。

たろうも
ふくちゃんも
きゅうちゃんも
たすけも
放っておいたら、
きっと エリカ様みたいな形になっていたかもしれない

かといって彼らが、幸せになったかどうかは
自分ではわからない
ただ
言える事は

かれらに与える事で
満足し 心があたたまり 助かるのは自分自身であり
与えているようで、本当は自分が与えられているのだと気づく

動物に関わる仕事の人にいわれた
どれも、自己満足で 人間の都合で 自分勝手な独りよがりなのだと
さんざん動物業界をみてきたのだから
それが本当なのかもしれない

自分がやっていることなど、


ただ言える事は
ここにいるふくちゃんの毛並みが柔らかくて
なでると目を細めるその様子をみて
私は幸せな気分を与えられるということは
確実なのだ
だから
与えているようで ほんとうは 与えられているのだ