ネコのヒトビト

ネコにまつわるヒトビトについてのお話等

傷ついたのは誰だ

2024-10-12 01:56:57 | 思ったこと
その看護師は言った
涙ながらに言った
「あなたを傷つけてしまったのではないかと思って」

私は言った
「わたしはちっとも傷ついていない。むしろあなたの方が傷ついたのでは」

すべてのことに及び腰なその看護師は
なぜか 必要のない薬剤を 塗布しようとした
私はその手を止めたのだ

そして、
怒りのあまり 怒鳴ったのだ

しばらくして 冷静になり

カッとなる性質なのだと 笑い飛ばそうとした。

そのあと
その看護師は 私に涙目で
あなたを傷つけてしまったのではないかと思ってと

そうではない
もし傷ついたとしたら
あなたは
いい加減な仕事しかできない看護師だと
言われたのと同然なのだから
私が怒りを爆発させたことで傷ついたのは
あなたのプライドであろうと
よほどあなたの方が傷ついたのではないかと 

私は それによって

家族を 蔑ろに扱われたことでもって
今 傷ついたのではなく
いつも いつでも ずっと
傷ついてきたので

今のことで 傷ついたなんてことはちっとも思っていない。


家族を、汚物のように 扱われたことを
家族を、まるで 適当に 扱われたことを
ずっと 知っている
それは自分でも 自覚している 
介護なんて綺麗事だけではない

ときには こういうときに発作的に絞め殺したくなるのかな
と思う時だってある。
どんなに世話になった親であろうと。

私がどうして我慢できるのかというと
介護や看護にあたる人たち自身の 人権や労働が過酷で
彼らだって 守られていないことを知っているからだ。
どの人も 同じように人間なのだ

だから、それを みていて無理もないと思うから いつでも
我慢している 我慢はできる

ただ、
間違ったことをした時は いうしかないからいうだけだ。

問題は

こうした現場を 上の人たち 政治家とか そういう人たちは
他人事として
下々の出来事だとして
あまり真剣に考えようとしないで
政治は仕方ないと 
最大公約数なのだと
心が鬼なのか

理解しているようには見えないことだ。
 
家畜だからと思っているのだろうか。
国民とは 家畜なのだろうか

自分たちだって いずれと思う
それを自覚するか しないか それだけだ。


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