TBSの報道番組を隣の部屋で見ている
音声が聞こえているので
内容を端的にまとめると
斉藤知事の内部告発をした人は「広域通報」をしたのであって、
亡くなった人を貶めるようなことが選挙中囁かれ、
名誉を毀損するような情報が流れていたのだという
内部告発する人の権利が守られなければいけない
とやっていた。
一方、 SNSで信じられていたことは
内部告発を表明した人の通報内容は斉藤知事を陥れるための
でっちあげで 亡くなった人と他の人たちが内部通報制度を利用して
県政を混乱させ、首長の首をすげかえるために画策されていたのだという
話になっている
だれが本当のことを行っているのかなどということを
だれも 検証することはできない
ただ、この件に関わった人の顔ぶれと、それぞれの主張をしている人たちの
様子をみて、なにを誰が どのくらい信じたのか、
ということの結果、 斉藤知事が当選したということらしい
私たちはなにも知らない
なにも
情報を発信する人たちが
信じさせた
その内容を どのくらいの人が熱量をもって信じたか
それによって真実は異なっていく
それが、今までのようにテレビ主導であったり
大報道機関の方が絶対的に正しいという判断を
多くの人がしなくなったという結果
ねじれた結果になった
民主主義の脅威と テレビが盛んに
SNSの規制が必要だというけれど
さて、このような報道による誘導が いつまで
人々の心を動かして
民主主義というのはそもそもあったのかという疑問を人々が
持つことになるのは いつの日のことだろうか。
なにしろ私たちはなにもしらない
なにも、真実を知ることはできない
ただ、
だれかのいうことを
だれかの発した情報を
自分の信じたいように信じることしかできないのだ。