「そらち炭鉱の記憶マネジメントセンター」で情報収集した我々は、一路、朝日炭鉱跡を目指しました。
フォトアルバム[朝日炭鉱(110429)]
朝日炭鉱跡が万字線の朝日駅の側にあるらしい、ということをネットで知ったのはつい最近。
以前、万字炭山森林公園を訪れた際、帰り道にも朝日駅に立ち寄っていたのですが。
そのときは駅舎が残っているだけ、という認識でしかなかったです。
よもや、その側に炭鉱跡まであるとは思いも寄らなかったです。
まずは朝日駅を目指しました。ここは公園として整備されているので、すぐに場所がわかります。
線路側から山の方を見上げると、かつての施設跡のようなコンクリートがあちらこちらに見えました。
前回訪れたときは全く気付かなかったのですが、ここに炭鉱跡があると思ってみると形跡は散見できました。
そして、線路側からまっすぐに山を登ってみましたが、すぐに急斜面になって登れなくなりました。
そこで「そらち炭鉱の記憶マネジメントセンター」でいただいた地図と、教えてもらったお話を参考に山を回り込むようにして進んでみると、坑口(?)を見つけることができました。
形状的に坑口だと思うのですが、手前の水たまりがかなり深かったのと、枯れ草や枯れ木が水の中で腐敗して悪臭を放っていたので、これ以上進むのを断念しました。
坑口を過ぎて、さらに山を登ってみましたが、かつてのズリ山だったのか、特に面白いものは見つけられませんでした。
山を一度下りて、さらに山を回るようにして進んでみると、かつての施設跡のようなレンガ造りの壁や基礎のようなものを見つけることができました。
他にも、一見すると不法投棄のゴミかと思ったのですが「MINE LAMP」と書かれていたので、もしかすると炭鉱で使われていたバッテリだったのかな? なんてのも落ちていました。
さらに、もうちょっと上の方へ行くと藪に覆われた急斜面に、施設のようなものも見つけました。
閉鎖された坑口のようにも見えなくないのですが、遠すぎてよく分かりませんでした。
朝日炭鉱跡を見て回った我々は、さらに奥へ美流渡(みると)へ足を伸ばしてみました。
これは、また後ほど。
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