第11回 菅笠節全国大会決勝 20番

第11回 菅笠節全国大会決勝 20番


和楽民謡ファンのみなさま　大変お待たせを致しました　　和楽の会民謡　岡山県かをりんさんですよ　　かをりんさん、なんと決勝に残りましてね　　しかもラストだったんです　私が抱いた感想なのですが、なんて透明感のある　やさしい菅笠節だろう

それに後ろで太鼓を叩いてくださっておりました民謡人の方のお上手なこと　聴こえてくる素晴らしいお三味線と笛　更にはお囃子さんの素晴らしいお声　菅笠節という民謡の真骨頂を観させていただいかのような夢の錯覚に心地よく捕らわれ　　私にとって最高の民謡体験となりました　

昨日、私のお店（床屋です）にて、高校２年生（女性）のお客様に決勝の映像を観ていただいたのでしたが、最も気に入ったのが、この２０番さんの菅笠節だったそうです　理由をお伺いしてみたところ・・　「最も情景が浮かんできましたし、とてもやさしい唄声でしたので」との貴重なご意見をいただけました　　人によって感じるツボも評価もわかれるものでございます。　そもそも民謡といいますのは、どんなに素晴らしい唄であっても、同じ方の唄ばかりよりも、それぞれに表現方法も声の質も違った色々な方の唄を聴けた方が、色々な感動の違ったツボを撫でてくださるので素敵だと私は考えているのでございます　

つまり、今回の菅笠節の素晴らしい大会は、予選も含めた９２名の全競技者と、この大会を支えた役員さん、スタッフさん、伴奏者さん、観覧車さん、それぞれの民謡を心から愛する方々のご協力の下のお陰であると思いました。　どの方が欠けていたとしても成立しなかったのだと・・　私のように予選で落ちてしまった人には、決勝を観覧できるチャンスも生まれます　胸の奥へと吸収して次回の大会に是非とも生かしましょう　　その心が明日のあなた様を作ってゆくのだと私は信じております　　ご拝読、誠にありがとうございました　

２０番　かをりんさんへ　この度は決勝進出　誠におめでとうございます　　和楽の会民謡　会主より　心から光栄に思っております　どうか　これからも私達に透明感とやさしさ溢れる　素晴らしい民謡をお聴かせくださいませ　　ありがとうございました　

お祝いコンサート　秋田小原節　（前半１０）
　司会　MAKIさん（埼玉県）　太鼓　夢先生（隠岐の島　島根県）　お囃子　すみれさん（宮城県）　唄　かをりんさん（菅笠節決勝20番　岡山県）　尺八　じろうさん（島根県）　三味線　ゆうさん（広島県）　主催　和楽の民謡　会主　ゆうさん


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第11回 菅笠節全国大会決勝 18番

第11回 菅笠節全国大会決勝 18番


え　１８番さん　　予選の時、私の前で歌ってくださいましたが（予選順番が私（８６番）より一つ前でしたので８５番）あなた様はもしかしてプロの方ではないのですか　私はこの１８番さんの余りに見事な唄を聴けば聴くほどに・・　自分の実力の無さに驚嘆した　なんてお上手なんだ　正直、私の心や体は固まっていった　　その素敵なお声は　私の耳には　もはや　人間の声には聴こえなかった

そう　この音色はまるでウグイスのように美しすぎ、そして潤っている　　聴いたこともないくらいに素晴らしい声であった　私はこの声を聴きながら・・　もうこの世が終わってもいいと思ったくらいに驚いていた　　こんな素晴らしい歌い手さんが菅笠節大会に参加されているという事実に私は自分が今まで考えていた民謡の世界が一気に崩れ崩壊してしまったのでした　やはり全国から優勝を狙い集まってきている民謡人は、私にとって、とんでもないくらいに優れた方ばかりだったのでございます　それにしても、１８番さんには参りました

私が撮影した動画を母に全て見せたところ最も感動したのが、１８番さんでした　　いやーしかし神様も　ゆうさんに試練をしてくださるものですよねー　お陰で予選では大きなミスをしでかし　決勝の夢は一瞬にして砕け散ったのでしたが　そのお陰で一つ、大きなビックプレゼントがあったのです　　それは、予選に落ちたお陰で決勝を観覧席にてじっくりと観ることができるということでした　　決勝の２０名は、どなたも選りすぐれた方ばかりで　これでもか　これでもかー　って感動の嵐で僕の心を揺さぶってくれたのでした

余りにも高いレベルの大会だったために、私は自分の民謡レベルがとても低いものなのだということに痛感させられたのでした　菅笠節の決勝のメンバーさん達の素晴らしい唄から受けた　余りに大きすぎる感動　そして少しだけ鼻を伸ばしてしまっていた自分に対して事実を突きつけられたショック　それが合わさってきましてね　私は姫路駅の中で号泣しそうになってしまったのでした　これはまずいと思い、私は外に向かって走り出しました

駅の外には人気の少ない木陰がございました　私はそこに全ての荷物を置き泣き始めました　咳を切ったかのように涙は溢れ・・　１５分ばかり泣いておりました　民謡という世界は恐ろしく魅力的であることに気がつかされ、この菅笠節という大会とご縁を持てたこと　私は心の底から幸せと運命を感じていたのでした　テレビで観るのと本物を観るということの果てしなく大きな違いに本当に驚きました

やはり体験するなら　現地に足を　向けなければなりませんですね　そのことを痛いというほど学ぶことができましたもの　次は鳥取で会いましょうぞ　ゆうさん貯金がもうすぐ底を付きそうなのですが、出来ることはやってみようと考えておりますよ　　だってお金の最大の良い使い道は自分への投資なのですから（お金をもっと使おう：中谷彰宏　著）

自分に投資を行えば　明日の新たな自分に出会える　その出会いが　更に磨かれた自分を生む　結果、民謡全体の魅力が高くなってゆくのだ信じているのです　　そう、民謡は全ての人に作る楽しみがあり、全ての人に学ぶ自由がある　民謡を行えば行うほどに心は美しく、より輝き、やがては周りの人達にも素晴らしい影響をもたらしてゆくものだと考えています。　今の時代だからこそ民謡を　

１８番さんへ　　あなた様の唄には参りました　　なんて美しいお声なのでしょうか　そして、私が動画出演の交渉を持ちかけた時でも、まるで以前から友人だったかのように笑顔でやさしくお話をしてくださいましてね　私は本当に嬉しかったのです。　誠にありがとうございました　

菅笠節大会では、私の知らない方が余りに多かったもので、少し寂しかった面もあったのです　久留米のそろばん踊り、あなた様の唄をいつの日か是非とも聴いてみとうございます　　どんなに素敵な唄でしょう　　私も和楽の会民謡の会員とコンサートを開いてですね、久留米のそろばん踊りも行ったのですよ　その動画も合わせてご紹介させていただきますね　宜しければ観てみてくださいませ

お祝いコンサート　久留米のそろばん踊り　（前半４）
　このコンサートは広島県の民謡歌い手でございます　赤田鶴子先生の８０年をお祝いしたものです（私が主催です）　司会　MAKIさん（埼玉県）　唄　すみれさん（宮城県）　鐘　かをりんさん（菅笠節決勝２０番：岡山県）　ウッドブロック　すみれさんの娘さん　太鼓　じろうさん（島根県）　三味線　ゆうさん（広島県）　笛　久森さん（広島県）

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和楽民謡ファンの皆様　菅笠節ファンの皆様　いかがでしたか　毎日感動　これも勇気ある９名の菅笠節決勝進出者様のお陰でございます　誠にありがとうございます　　いよいよ　明日がラスト　２０番さんをご紹介させていただきますのでお楽しみに　

第11回 菅笠節全国大会決勝 17番

第11回 菅笠節全国大会決勝 17番


和楽民謡ファン、菅笠節ファンの皆様　毎日、毎日、素晴らしいでしょ　　本日ご紹介させていただきますのは、ゆうさんが最も聴いてみたかった念願の菅笠節の歌い手さんでございます　

私は個人的に個性が唄に表れている方が大好きなのでございます　　こちらの１７番さんの唄は、非常に個性が表れておりましてですね　　お夏が恋しい雰囲気と　清十郎さんを一生懸命に探す　　お気持ちを　とても素晴らしく上手に表現されているように私には感じられたのです　　とくに姫路の城をのところは、余りの声の美しさと表現力に　私、心がとろけてしまいそうになりましたもの　

私は観覧席にて真剣に聴き入っておりましたけれども　　もう　余りの素晴らしさに　お夏と清十郎の劇を見せていただいているかのような錯覚に襲われましてですね　　涙が出そうになってしまいました　　このような表現ができる民謡人がこの日本に存在するという事実が私は心から嬉しく、姫路までお店を休んで来た甲斐があったのだと大喜びだったのです　

私は日本の広さをまだ知りませんけれども・・　こんなに優れた民謡人が一同に集まる民謡大会って　一体、どのくらいあるのだろうか　　え　「まだまだたくさんあるわよ」　　そうなんですか　　ゆうさん　隠岐と音戸と姫路くらいしか、わかりませんけれども　　いやー　とにかく本物を生で観ることの出来た経験は私には余りにも大きな体験となりました　

こんな方がもし来年、優勝されたならば　　競技者として卒業され、私は生で聴くことができなくなるのだと思いますと・・　正直、複雑な思いが致します　　人間って欲張りなものですよね　　何度も聴きたくなるのですもの　　しかし、このような素晴らしい菅笠節を姫路文化ホールにさえ行けば無料で観覧できるなんて　

幸せすぎですよ　　観覧席を眺めてみますと・・　５００人くらい入れそうな広さになんと１００名余りくらいしか入っていなかったのです　　っていうか・・　こんなに素晴らしい民謡を生で観れるのでしたら・・　私だったら3500円のチケットでありましても、並んででも購入致します　　この感動をどうしてもブログにて民謡ファンの皆様にお伝えしたかった　

隠岐しげさ節の競技者のみなさまへ　　しげさ節大会が近いので４月１７日の姫路の菅笠節大会への出場は難しいかもしれません、けれども、この大会は是非、一度は観覧されるか、是非とも挑戦してみてくださいませ　　私は一押しさせていただきますから　

１７番さんへ　　この度は私の願いを受け入れてくださり、あなた様の素敵な唄をブログに貼らせていただきまして誠にありがとうございます　　歩かれるお姿から、唄を歌われる際の目線、表情、節回しから表れる首の使い方、姿勢、お辞儀、退場されるお姿の全てに感動致しました　　誠に素晴らしい菅笠節を聴かせていただけ本当に私、幸せでした。　これからも民謡ファンのために色気を感じさせる素敵なあなた様にしか歌えない菅笠節をご披露してくださいませ　

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和楽ファン、菅笠節ファンのみなさま　どうでございましたでしょうか　すごいでしょ　これが菅笠節のレベルなのです　ただ残念なことに、これらの動画は実際の生での唄から得られる感動の１０分の１程度くらいにしかなりません　　是非とも、本物を一度ご覧くださいませ　

第11回 菅笠節全国大会決勝 16番

第11回 菅笠節全国大会決勝 16番


和楽民謡ファン　そして　菅笠節ファンのみなさま　今日も素晴らしい方ですよ　　お若くして　こんなに素直でお美しいお声　私は去年の大会の模様を映像で観させていただいた時に16番さんを天才だと思いました

くせがなく、とても素直な唄で裏声がなんとも魅力的で素敵なのです　私は運良くも、16番さんの生の練習風景を響きの良い　廊下にて直接聴くことができたのでしたが、そりゃ余りの感動に思わず拍手してしまいましたもの　　この大会には優れた民謡人がわんさかいるのだと正直恐ろしくなっていたのでした　ゆうさん。。　実はこの頃からビビリ始めてしまっていたのでした

菅笠節決勝に出場された競技者さんの中には、４、５名、民謡フェスティバルに出場されたご経験のある（私の夢ですが）実力のある歌い手さんがいらっしゃいました（ご本人申告による）　どうりで素晴らしいはずですよね　　ゆうさん　とんでもない大会に　何も知らず出場させていただいていたってことなんですよ　

いやー　だけれども本当に嬉しかったですね　　お若いかたからご年配の方まで幅広い年齢層の方々がこの大会にチャレンジされておりましてね　１０代、２０代って、とっても若い方がすごいお上手に堂々と歌っていたのですよ　　僕の今までの民謡のイメージっていうのは、ゆうさんでも若手の方って少し思ってたくらいだったのでしたが　今回はお若い方が多いのに驚きました（嬉）　民謡界はたいしたものなのだと確信できましたから　

必ずやってきますよ　　民謡ブーム　それに　着物ブーム　　間違いございません　ゆうさん　未来が見えるのですよ　 そんな時代が来た時には　この方々が日本の歴女のスターなのでございますよ　　時代が進み便利になればなるほどに人間は昔を懐かしむ生き物なのでございます　　今、人気のあまりナイ民謡だからこそ　実は、そこにとてつもなく大きな遣り甲斐が隠されているのですよ　　民謡ファンの皆様、ゆうさんと共に　　これからの日本を民謡で支えてゆきましょうぞ　

１６番さんと母上様へ　　この度は私の願いを御聞き入れてくださり誠にありがとうございました　　この素晴らしい唄は、この先、必ずやこの日本に非常に美しき大輪の花を咲かせてくれること間違いないと私は思うのです　この唄が多くの人の心に安らぎを与え感動を捧げ民謡界に多大な輝く効果を生んでゆくことだと信じております。　これからも広島県より私はずっとずっと応援させていただきますので、どうぞよろしくお願い致します　

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和楽民謡ファン　菅笠節ファンのみなさま　いかがでしたでしょうか　　こんなに素晴らしい歌い手さんばかりですと・・　一体どなたが日本一に輝かれたのか　　全く想像もつかないと思います　　もう優勝なんて関係ないように私は感じてしまいましたもの　　色々あって　それで素敵なのですものね　　だからみーんなに感謝なのです　

第11回 菅笠節全国大会決勝 12番

第11回 菅笠節全国大会決勝 12番


和楽民謡ファンのみなさん　　毎日素晴らしい菅笠節を聴けて幸せですか　　ゆうさんはとっても幸せでーす　　今日は決勝１２番さんの動画ですよ　　私はご本人さんと少しお話をすることが出来たのでしたが　「私は自分の菅笠節に自信がないの、他にもっともっと素晴らしい方はいっぱいいるのに」と言っておられました。

ですが、会場の一番前にて真剣に聞いていた私には、この唄、とっても菅笠節に似合ってると感じておりましてですね　高音を無理して攻めていませんでしたし（聴きやすかったです）、節回しが伴奏とよくマッチされていて、とっても聴きやすく、ご本人が言っているような自信がない唄には全く感じられませんでした。　きっとご本人がそう感じておられたのは、もっともっとレベルの高い菅笠節を目標にされていたからなのだと私は分析致しました（そう思っただけなのですが）

民謡って、競技者の皆さんは自分に厳しい方が多いようでございますけれども・・　私のような民謡人が席に座って聴いておりますと・・　それはそれは信じられないくらいお上手であり、驚くばかりなのです。　今も１２番さんの唄を聴きながら、私はブログを書いているのですが、唄をどのように唄ったかなどは審査員さんに任せておきましてですね・・　私がこの唄を聴いて一番に感じますことは、唄が明るいってことなんです

きっと生き生きと堂々と人生を歩まれていらっしゃるから、このような明るく楽しそうに聴こえてくるのだと私は思うのです。　唄の技術は大切ですけれども、どうしようもないことが一つだけあるように考えております。　それは、その人、人間のそのものがどうなのかということに尽きるように感じております。

それは日々の生き方、人に対する考え方、姿勢であったり、さまざまな人としての心の持ちようだと思うのです。　民謡というのは、唄や三味線などを通して、その人の魅力や考え方などが全て音色として表れてくると思うのです。　これだけは、どのように練習を重ねようと技術の部分では補えないためにどうしようもございません。

だからご自分の唄にもし自信がなかったとしても、聴く側の評価はとても高いことが起こるわけだと思うのです。　１２番さんの唄は、私にとりまして、非常に優れた素晴らしい菅笠節であったように心の底から感じまして、観ている途中で音が鳴らないように拍手をさせていただきました。　これだけ素敵な菅笠節が唄えるようになるまでの道のり、努力は、私、想像もつきません。

結果、審査委員さんはよーく審査されていたのだと私は感じました。　人に真似の出来ない唄い方、心、それらが努力された技術と合い重なって、このような素晴らしい唄が完成するのだと、私、大変良い勉強をさせていただきました。　どうか、これからも、私達、民謡ファンに素晴らしい唄を聴かせてくださいませ　　１２番さん　ありがとうございました　

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ファンのみなさま　いかがでしたか　　決勝の残る方って　どなたも　本当に華　があって素敵でしょ　私もいつの日か決勝に残ってみたいな　　男性で優勝は難しいみたいですけれども４位くらいまでは頑張れば可能性はあると思います（私のことではございませんけれども）　いつの日か男性優勝者は現れるのでしょうか