私はこの美術館に初めて行き衝撃を受けたのです なにもかも一切がハンドメイド 表玄関は娘さんがデザインされ、まるで日本庭園と地中海とを混ぜ合わせたかのような良い雰囲気で私達を迎え入れてくれたのです
このみたらいギャラリーは、ついこの間の4月29日からオープンしたと伺いました。 館長である田中佐知男さんは、御手洗の美しい古風景や、その周りにある美しい海や島々を独特の夢の感じられる柔らかいタッチと心の篭った色付けでの積み重ねとセンスにより見事な作品を創り上げてこられた
私が田中さんと初めて出会ったのが、昨年より初開催された御手洗のゴールデンウィークに開催される 潮祭(しおさい)であった。 その時に実行委員会である田原さんから紹介されたのがキッカケだった。 あれから1年、まさか、自らが美術館自体を創りあげただなんて 私は度肝を射抜かれたのであった
世界中の多くの美術ファンは、フランスのルーブル美術館などを目指されることでしょう ただ、ここには底知れぬ愛がいっぱい詰まっているのです 入場は無料ってところも大変嬉しい ですしね、なんといいましても、手作り感が心地よくてたまらないのです
田中先生の絵を実際にこの眼で観て参りましたが いや、やはり心がある 輝きがある 夢がある そこに先生の優しさだったり丁寧さだったり、作品にかけた細やかな情熱の思いが見えてきて 私達の心を温かくしてくれるのでした
この作品を観ながら、表に机と椅子でも置いて、ブルーマウンテン珈琲を飲みたい いいな~~~ 夢がある 希望がある そこに素晴らしい絵が実在する 館内の入り口にね、曲がっている木が床から天井に向けてはわされているんですよ それが、またイイ
館内は、田中さんや、そのご友人たちが協力して手作りされたそうです(ご友人は大工できる方だそうです) それにしても、古民家の壁を壊したり、省いたり、工事を自分達の手によって行って・・ こんな美しく綺麗な美術館を手掛けるだなんて素敵すぎる
みなさん、呉市に来られるチャンスがもしありましたら、是非とも、行ってみてくださいませ 安芸灘大橋を渡ってから45分ほどで行けますからね 私が購入したかった絵はね、この下にある みたらいの海を描いた絵画なんですよ あえて額を外して 白い壁と同調させているところがステキなのです
たしか100万円あったらお釣りがいただけるくらいの価格でした 買いたかったです 心の中で僅かに悩んだんです この絵、床屋の白い壁にかけたらお客様喜ばれるだろうなって だけど私には、この素晴らしき絵は買えるだけの男じゃないと感じてしまいました。 余りに素晴らしすぎて所有者になることを許されないように感じてしまいましたから
いや、素晴らしすぎる 次に下の絵です。 これは母が気に入りそうな雰囲気の花が咲いた木の絵画でした。 お写真で観ても正直、実際に観る迫力と比べましたら月とスッポンです 実際には、油絵の色が盛り上がっており、立体形となっていて、その一つ一つが眼前に迫ってくる迫力なのです これは足を運びませんとわかりませんものね。
最後に田原さんが描かれたという絵が入り口の横に飾ってありました(驚) この絵を観て、田原さんの生き様を少し知れた感じがして嬉しかった。 彼の心の中にある、御手洗を盛り上げてゆこうという思い、深すぎて怖いくらいだなって・・ 絵を観て初めて知りました。 そう、私の民謡人生に手を貸してくださっているのは、紛れもなく彼だったのです
このような天国と地獄のような絵は世界中、どこを探しましても、彼一人にしか描けません。 彼の心の中に浮かんだ構図とデザイン、それがこの絵なのですから。 芸術って奧が深いですよね、また観る人によっては、この絵も、良くも悪くも意味もなにも分からないと感じられる方もいらっしゃることでしょう。 だから美術ってのは、自分の眼で見なければ分からず、意味もないのですよね。
私が心の中を絵にしたならば・・ 一体、どんな絵が完成するのでしょうか 最後に広島市西区横川1丁目の電停より徒歩3分ほど東に歩いたギャラリーカフェ カモメのばぁばぁ にて田中佐知男 小品展 6月1日~6月15日の半月間、開催されておりますので、皆さん、奮って美味しい珈琲でも飲みにおいでいただけたらと思います
本日もご拝読、誠にありがとうございました 素晴らしい民謡を作ってゆこうと思ったらね、素晴らしい街並みや美術作品を発見し、感動を味わうことがとても大切のように思っております 皆さんも感動を味わいに宜しければどうぞ~
人気ブログランキング お知らせです 17日(木)3時頃~ 広島テレビにて みたらいギャラリーが第2部にて放映されるそうですよ お見逃しなく
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